第2回 UIの使い心地は? 文字は入力しやすい?――「MEDIAS WP N-06C」:「MEDIAS WP N-06C」の“ここ”が知りたい

» 2011年08月03日 09時30分 公開
[小竹佑児(ゴーズ),ITmedia]
photophoto NECカシオモバイルコミュニケーションズ製の「MEDIAS WP N-06C」。カラーはChampagne Gold、Premium Rose、amadana Brownの3色

質問:どんなアプリがプリセットされている?

 「MEDIAS WP N-06C」のアプリには、前モデル「MEDIAS N-04C」とほぼ同じものが標準搭載されているが、Android端末に対応したドコモサービスのアプリやNECカシオ独自のアプリが新たにプリセットされている。

 ドコモサービスでは「iチャネル」「メロディコール」などのショートカットが追加された。また、ドコモサービスではないが、DLNA対応クライアントと端末内のコンテンツを共有できる「Twonky」も用意された。

 NECカシオモバイル独自のアプリとしては、端末の使用履歴を日記形式で表示する「Days」、TwitterやFacebookなどで盛り上がっている話題を参照できる「Topics」、健康管理に役立つ「MEDIAS WELLNESS」などを新搭載。これらについては稿を改めて詳述したい。

 N-04Cとと同様、Android関連の情報サイトにアクセスできる「andronavi」、Twitterクライアント「ついっぷる」も搭載されている。また、家電ブランドとのコラボカラー「amadana brown」は、音楽視聴アプリ「Delivery DJ」にも対応している。

photophotophotophotophoto 「MEDIAS WP N-06C」にプリセットされているアプリとショートカット

質問:UIの使い勝手はどう?

 N-06CにはNTTドコモ製の「docomo Palette UI」とAndroid標準UI(ユーザーインタフェース)の2種類がプリセットされている。両者を切り替えるには「ホーム画面 切り替え」というアプリを使う。

 docomo Palette UIのホーム画面は左右に画面をスライドする仕様だ。画面左下にメニューボタン、その右横の3つのアイコンはページを切り替えても表示される、固定式のショートカットになっている。追加できるのは最大12ページまで。今夏モデルの中では最多クラスだ。追加するには、まずホーム画面を表示してピンチインする。利用しているホーム画面の一覧が表示されるので、そこで「+」をタップするとページが追加される仕組みだ。

 メインメニューは縦にスクロールする。アプリは「最近使ったアプリ」「ドコモサービス」「基本機能」などに分かりやすくグループに分けられている。縦にズラッとアプリが並ぶと下方に配置されたアプリにアクセスしにくくなるが、グループ名をタップするとグループが閉じ、たどり着きやすくなる。グループは任意で追加することも可能だ。

photophotophotophoto docomo Palette UIのホーム画面(写真=左端)。amadana brownでは、amadanaのオリジナルウィジェットも利用可能(写真=左中)。メインメニュー(アプリ一覧)は縦にアプリが並ぶ仕様。アプリは上下のスクロールで目的のアプリにアクセスする(写真=右中)。アプリを分類するための「グループ」は任意で設定することも可能だ(写真=右端)

 Android標準のUIは N-04Cと同じく、ホーム画面は左右にページをめくる方式になっている。画面中央にはメニューボタンが配置され、その右側にブラウザ、左側に電話のアイコンが並ぶ。左端と右端にある「…」の表示は7ページあるホーム画面のうち、どのページを表示しているかを示している。シンプルなインタフェースなので、無理なく使いこなせる。

 メインメニューは縦にアプリのアイコンが並ぶ。ただし、docomo Palette UIのように「グループ」でアプリをカテゴライズする概念がないため、アプリを大量にインストールすると、下方にあるアプリにはアクセスしにくくなるかもしれない。他のAndroid端末とやや異なっているのが、「アプリケーション」「ウィジェット」タブが設置されている点だ。画面上部に配置されたこのタブをタップすると、アプリの一覧だけでなくウィジェットの一覧も参照できる。

photophoto N-04Cとほぼ同じUIのホーム画面。スマートフォン向けサービスの提供が開始された「iチャネル」のウィジェットなどを利用できる(写真=左)。アプリとウィジェットの一覧を参照できるメインメニュー(写真=右)

質問:T9は入力しやすい?

 N-06Cは日本語入力システムに、変換精度に定評のある「ATOK」を採用している。入力方式は、ケータイのテンキーと同じようにボタンを複数回押して入力する「ケータイ入力」、上下左右にはらって入力する「フリック入力」、扇状に文字が表示されるATOKならではの「ジェスチャー入力」に対応する。

 そして本機は、これら3方式に加えて「T9入力」もサポートしているのがポイント。これはNEC製ケータイに搭載されていた入力方式で、例えば行頭の文字を「かわなたは」の順にタップすると、「こんにちは」に変換される。同じボタンを連打することなく目的の言葉を入力できるのがこの方式のメリットだ。その他、「あはやあ」→「おはよう」、「さやあなら」→「さようなら」、「やらさか」→「よろしく」、「あなか゛ああたさまさ」→「お願いいたします」などと入力できる。他メーカーの端末にはない独特の入力方式なので最初はやや戸惑うが、一度慣れてしまうと手放せなくなりそうだ。

photophotophoto 「ケータイ入力」「ジェスチャー入力」「フリック入力」「T9入力」の4種類の入力方式に対応する「ATOK」を採用(写真=左)。写真では分かりにくいが、「かわなたは」の順にタップすると「こんにちは」と変換される(写真=中)。触れると行の5文字が扇状に表示される、ATOKならではの「ジェスチャー入力」にも対応。上下左右に文字が表示される「フリック入力」では、ボタンの下に表示されるキーが親指の下に隠れてしまうが、この入力方式ではすべての文字を確認しながら入力できる(写真=右)

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