4.5インチHD液晶+デュアルコアCPU搭載、省エネ機能も進化――「AQUOS PHONE SH-01D」withシリーズ

» 2011年10月18日 13時19分 公開
[田中聡,ITmedia]

 シャープ製のドコモ向けAQUOS PHONEが、さらなる機能向上を果たして登場する。「AQUOS PHONE SH-01D」は日本向け機能やサービスを搭載するのはもちろん、ディスプレイやCPUが強化され、さらに高性能なスマートフォンに仕上がっている。OSはAndroid 2.3。

photophoto シャープ製の「AQUOS PHONE SH-01D」。ボディカラーはBLUE、WHITE、BLACKの3色

 ディスプレイはHD表示(720×1280ピクセル)表示対応の4.5インチ液晶を装備し、写真や映像をより高精細に表示できるほか、ブラウザや電子書籍の文字も鮮明に読める。AQUOSで培った液晶技術や高画質エンジンも搭載。3D表示にも対応しており、専用メガネなしで3Dコンテンツを閲覧できる。これまでのAQUOS PHONEと同様に、液晶テレビAQUOSやAQUOSブルーレイとWi-Fi接続してホームネットワーク機能を利用できる「スマートファミリンク」機能も利用できる。

 プロセッサーには「OMAP4430」を採用し、1GHzのデュアルコアCPUによってアプリケーションの起動、Webサイトや画像の表示などをスムーズに処理できる。省エネ機能にもこだわり、シャープが独自に開発した「エコ技」アプリを搭載。使用シーンに合わせて消費電力を3段階に制御できるほか、時間帯やバッテリー残量に応じた自動切替も可能。

 アウトカメラは「AQUOS PHONE SH-12C」の2眼から1眼となったが、光学手ブレ補正対応の1210万画素CMOSを備えており、鮮明な静止画と動画を撮影できる。動画はフルHD(1920×1080ピクセル)の撮影が可能になった。フレームレート120fpsで撮影した動画を30fpsで保存して再生できる「スロービデオカメラ」も利用でき、動画を楽しむ機能を充実させた。

 ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイはもちろん、IPX5/IPX7等級の防水性能もサポートする。通信速度は下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbps。Xiには対応していない。

「AQUOS PHONE SH-01D」の主な仕様
機種名 AQUOS PHONE SH-01D
OS Android 2.3
CPU OMAP4430 1GHz(デュアルコア)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約65×128×9.7ミリ
重さ 約137グラム
連続通話時間 W-CDMA:約280分、GSM:約310分
連続待受時間 W-CDMA:約430時間、GSM:約300時間
アウトカメラ 有効約1210万画素CMOS(AF対応)
インカメラ 有効約32万画素CMOS
外部メモリ microSDHC(最大32Gバイト)
ディスプレイ 約4.5インチHD(720×1280ピクセル)NewモバイルASV液晶 1677万色
ボディカラー BLACK、BLUE、WHITE
主な機能 dマーケット、防水(IPX5/IPX7)、無線LAN、テザリング、spモード、エリアメール、WORLD WING(3G+GSM)、DLNA(DCTP-IP)、HSDPA/HSUPA(14Mbps/5.7Mbps)、おサイフケータイ、GPS、ワンセグ、Bluetooth(3.0+EDR)、赤外線通信、miniUIM(microSIM)、eトリセツ ほか
発売時期 11〜12月予定

新機種はいつ発売?と思ったら→「携帯データBOX」
  • 各キャリアの「新機種発売日情報」
  • 未発表の端末情報をお届けする「JATE通過情報」
  • 新機種の売れ筋が分かる「携帯販売ランキング」

携帯データBOXそのほか、各端末情報が一望できる“機種別記事一覧”が新登場〜いますぐパワーアップした携帯データBOXをチェック!
携帯データBOXは、ITmediaモバイルトップページのメニューバー右側からもアクセスできます。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年