ドコモ、Android 2.3+ツインカメラ搭載の「AQUOS PHONE SH-12C」を発表5月20日に発売

» 2011年05月11日 17時36分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモは5月11日、シャープ製のAndroid搭載スマートフォン「AQUOS PHONE SH-12C」を発表。5月14日に事前予約を開始し、5月20日に全国で販売を開始する。

 SH-12Cは、Android 2.3を搭載したスマートフォン。ツインカメラ(800万画素CMOS×2)を装備しており、3D静止画やHDサイズ(720×1280ピクセル)の3D動画を、3D液晶で確認しながら手軽に撮影できる。シャープの画像処理エンジン「ProPix」によって静止画や動画を美しく撮影できるほか、撮影環境に応じて最適な撮影モードに切り替える「シーン自動認識」、ピントを合わせた被写体を追尾する「チェイスフォーカス」などの機能も3D撮影に対応している。また有効約32万画素のインカメラも搭載する。カメラ、アドレス帳、画像ビュワーのインタフェースが使うほどに進化、変化する「TapFlow UI」も用意される。

photophoto 「AQUOS PHONE SH-12C」。ボディカラーはWHITEとBLACK

 ディスプレイは4.2インチのQHD(540×960ピクセル)を搭載し、ブラウザや写真など、より高精細な表示が可能になった。AQUOSで培った技術を応用した高画質エンジンを搭載し、鮮明かつ精細な映像コンテンツを視聴できる。Micro HDMI端子も備えており、別売のHDMIマイクロプラグ(Dタイプ)対応ケーブルを用いると、SH-12Cで撮影した写真や動画などをテレビに出力して楽しめる。さらに、3D対応のテレビ「AQUOS」と接続すると、3D画像も出力できる。無線LAN経由で対応機器と接続してデータを共有できるDLNAもサポートしている(後日SH-12Cのアップデートで対応予定)。

 ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信も利用可能。通信速度は下り最大14Mbps。SH-12Cをアクセスポイントとし、PCやタブレットなど最大5台のWi-Fi機器のインターネット接続を可能にする「Wi-Fiテザリング」にも対応する。テザリングの利用にはspモードの契約が必要で、通信料は「パソコンなどの外部機器を接続した通信」扱いになり、上限は1万395円。防水には対応していない。

「AQUOS PHONE SH-12C」の主な仕様
機種名 AQUOS PHONE SH-12C
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約64×127×11.9(最厚部約13.8)ミリ
重さ 約138グラム
連続通話時間 W-CDMA:約280分、GSM:約310分
連続待受時間 W-CDMA:約430時間、GSM:約300時間
アウトカメラ 有効約800万画素CMOS×2
インカメラ 有効約32万画素CMOS×2
外部メモリ microSDHC(最大32Gバイト)
メインディスプレイ 約4.2インチ(540×960ピクセル)NewモバイルASV液晶 26万2144色
サブディスプレイ
OS Android 2.3
ボディカラー WHITE、BLACK
主な機能 ワンセグ、WORLD WING(3G+GSM)、FOMAハイスピード(下り最大14Mbps、上り5.7Mbps)、GPS、Bluetooth、無線LAN、spモード、電話帳バックアップ、おサイフケータイ、テザリング機能 ほか

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