前回の記事(「Adamo」とまじめに恋バナを咲かせた――容姿編)では、「Adamo」の外観や入力環境、インタフェースも見てきたが、ここでは上位モデルの「DESIRE」でベンチマークテストを行い、その実力をチェックした。なお、試作機のため製品版とは異なる可能性もある点は覚えておいてほしい。
Adamoシリーズの主なスペック | ||
---|---|---|
モデル名 | DESIRE | ADMIRE |
カラバリ | オニキス・ブラック/パール・ホワイト | |
CPU | Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) | Core 2 Duo SU9300(1.2GHz) |
メモリ | 4Gバイト(DDR3) | 2Gバイト(DDR3) |
チップセット | Intel GS45 Express | |
液晶ディスプレイ | 13.4型ワイド光沢 | |
画面解像度 | 1366×768ドット | |
ストレージ | 128GバイトSSD | |
有線LAN | ギガビット対応 | |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト準拠/Intel WiFi Link 5300) | |
Bluetooth | Bluetooth 2.1+EDR | |
USB | USB 2.0×3(うち1基はeSATA兼用) | |
外部出力 | DisplayPort×1(DVI変換アダプタ付き) | |
Webカメラ | ○(130万画素) | |
バッテリー | 6セルリチウムポリマー(着脱不可) | |
バッテリー駆動時間 | 最大5時間 | |
ボディサイズ | 331(幅)×242(奥行き)×16.4(厚さ)ミリ | |
重量 | 約1.81キロ | |
OS | 64ビット版Windows Vista Home Premium(SP1) | |
価格 | 27万6000円 | 20万5000円 |
本機のスペックや詳細は上の関連記事に譲るが、チップセットのIntel GS45 Expressを中心に、超低電圧版のCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)、4GバイトのDDR3メモリでシステムは構成される。ストレージは128GバイトのSSDと充実している一方、ユーザー自身でバッテリーの交換は行えず、メモリやHDDへのアクセスも容易ではない。現状ではBTOでパーツのカスタマイズはできず、オフィススイートの有無や保証プランを選べる程度で、外付けの光学ドライブも追加できない(近日中に対応予定とのこと)。OSも64ビット版Windows Vista Home Premium(SP1)のみだ。
ボディサイズは331(幅)×242(奥行き)×16.4(厚さ)ミリ、底面積はMacBook Airを一回り大きくした程度で、重量は約1.81キロとゼロスピンドル機としては重い部類に入る。それでは、評価機の仕様をチェックしていこう。
次のページでは、ベンチマークテストでシステムパフォーマンスやバッテリーの駆動時間を計測する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.