グラフィックスカード売り場には、先週ようやくASUSTeK製のGeForce GTX 480/470カードが並んだ。GTX480搭載の「ENGTX480/2DI/1536MD5」が6万円弱で、GTX470搭載の「ENGTX470/2DI/1280MD5」は4万1000円から4万6000円前後。在庫は潤沢だ。クレバリー1号店は「ELSAと並んで高価なブランドですから数量が出るという感じではないですが、ASUSTeKファンの人にとっては待望のモデルなので、一定数は売れるかなと期待しています」と語る。
主要メーカーから出そろった感のあるGeForce GTX480/470カードだが、オリジナルクーラー搭載モデルも見られるようになっている。ドスパラ秋葉原本店に入荷したのは、PalitのGTX470カード「GeFroce GTX 470」。基板とあわせて2段のスロットを占有するデュアルファン搭載クーラーを採用しており、「基板の長さもリファレンスデザインより若干短くなっているようです」(ドスパラ秋葉原本店)という。価格は3万6800円。
そのほかで注目を集めていたのは、ワイドワークの熱伝導型接着剤「J-Thermo14C」だ。チップとヒートシンクの間に塗る熱伝導グリスの役割を担いつつ、接着剤としても機能する。同梱するA剤とB剤を混ぜることで接着効果が発揮される仕組みだ。価格は1200円弱で、熱伝導率は14ワット/メートル毎ケルビンとなる。
兄弟製品として、導電性7ワット/メートル毎ケルビンの「J-Thermo07C」と、3ワット/メートル毎ケルビンの「J-Thermo03C」も同時に出回っており、価格は順に800円弱と600円弱。入荷したパソコンハウス東映は「接地面に対して高さや重量のあるチップセットクーラーなどを導入するのに便利です。マザーボードによっては周囲に固定用のネジ穴がない場合もありますからね」と語る。
最後は、ジパングのUSBスピーカー「FreeSoundSpeaker」。ギターアンプ風のスピーカーで、デコレーションシールを同梱している。USBバスパワーのほか、単三乾電池3本でも稼働する。価格は1500円弱。パソコンハウス東映は「けいおん!人気などで楽器に注目している人は多いですから、机上のアクセサリーとしても人気が出そうですね」と話していた。
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