Windows 10のアクションセンターに表示されるボタンを自分好みにカスタマイズするWindows 10のツボ(5)

» 2015年08月12日 06時00分 公開
[山口恵祐ITmedia]

通知が集約されるアクションセンター

 新たに「Windows 10」で追加された「アクションセンター」は、タッチパネルを搭載するデバイスなら画面の右端から左へスワイプ、もしくは右下の通知領域にある吹き出しのアイコンを選択することで呼び出せる。

アクションセンター 新機能のアクションセンター。画面右端から展開する

 アクションセンターの通知領域には、OSからのさまざまな通知や、Windows 8から採用された「トースト通知」に対応するアプリケーションの通知がまとめて表示される。通知をタップすることで、通知元のアプリケーションを開くこともできる。iOSやAndroidの通知領域と同じような役割を持っている。通知を消去するには、通知の右上に表示されるバツボタンを選択するか、通知を右へスワイプする。

アクションセンター 各種通知が並ぶ

 Windows 7までは、メールの新着といった通知はバルーンが利用されていたため、アプリケーションをタスクバーの通知領域に常駐させる必要があった。

 Windows 8からは、OSに通知機能が実装されたことで通知まわりの使い勝手が向上したが、表示されていったん消えてしまった通知は再度確認することができなかった。今回のアクションセンターでは通知を蓄積されていき、まとめて見ることできるようになったので使い勝手が向上している。

ボタンをカスタマイズする

 アクションセンターの下部には、設定を簡単に変更できるボタンも備わった。無線LAN接続オン/オフ、画面の明るさ調節、機内モードといった、ユーザーがよく使う項目の設定をワンタップで変更できる。常に4つのアイコンが表示されているが、展開すれば全部で13個のボタンが現れる。

アクションセンターアクションセンター 折りたたむと4個、展開すると16個のボタンが表示される。今のところ配置できるのはあらかじめ用意された機能のみ

 上の1段目においては、自分がよく使う設定項目に変更(正確には並び替え)することが可能だ。設定から「システム」→「通知と操作」と進み、クイックアクションから自分がよく使う項目を選ぶ。

アクションセンターの設定 通知に関する設定はここから可能だ

→・Windows 10で従来のコントロールパネルを表示する

「Windows 10のツボ」バックナンバー

関連キーワード

Windows 10 | Microsoft


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  4. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  5. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  6. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  7. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. ゼロからの画像生成も可能に――アドビが生成AI機能を強化した「Photoshop」のβ版を公開 (2024年04月23日)
  10. MetaがMR/VRヘッドセット界の“Android”を目指す 「Quest」シリーズのOSを他社に開放、ASUSやLenovoが独自の新ハードを開発中 (2024年04月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー