格安SIMでもたくさん通話したい! MVNOの通話定額オプションを整理する(7/7 ページ)

» 2017年05月09日 11時41分 公開
[小林誠ITmedia]
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オプションではなく、料金プランに通話定額が含まれる場合も

 ここまではMVNOの基本プランに契約し、通話定額のオプションを追加することを想定して紹介したが、大手キャリアのように、最初から基本プランに通話定額が含まれている場合もある。専用アプリを使いたくない、別途オプションに申し込むのが面倒という人に向いている。

通話定額が含まれるMVNOの料金プラン
MVNO プラン名 月額 月間データ容量 通話定額方式 必要なアプリ かけ放題内容 時間超過後の通話料
FREETEL スマートコミコミ+ 999円〜(契約期間、機種、データプランにより異なる) 100MB〜 プレフィックス だれでもカケホーダイ 1回10分まで 10円/30秒
楽天モバイル コミコミプラン 1880円(1年目)、2980円(2年目)〜 2GB〜 プレフィックス 楽天でんわ 1回5分まで 10円/30秒
UQ mobile おしゃべりプランS 1980円(1年目)、2980円(14カ月目以降) 2GB(2年間、26カ月目以降1GB) 通常回線 なし 1回5分まで 20円/30秒
UQ mobile ぴったりプランS 1980円(1年目)、2980円(14カ月目以降) 2GB(2年間、26カ月目以降1GB) 通常回線 なし 月60分まで無料(26カ月目以降は月30分まで無料) 20円/30秒
Y!mobile スマホプランS 1980円(割引適用1年目)、2980円(2年目) 1GB、もしくは2GB(2年間、新規、MNP時) 通常回線 なし 1回10分まで 20円/30秒
通話定額が含まれるMVNOの料金プラン一覧。KDDIグループのMVNO・UQ mobileと、MVNOではないが近い位置付けのY!mobileも含めた

 FREETELでは月額基本料(音声通話+データ通信)、スマホの本体代、オプションの10分かけ放題(プレフィックス)を含めた「スマートコミコミ+」プランを提供している。データプランや購入するスマホにより月額料金は異なるが、全ての料金を含めて最安で月額999円から。それで1回10分まで何度でも通話ができるのは破格の安さに思える。ただし36カ月の長期契約となる。

 FREETELのこのプランは組み合わせ、使い方次第で安く通話定額が利用できるものの、スマホやデータプランの検討材料が非常に多いため、最適なプランを見つけるのが大変だ。料金プランの検討が好きな人、MVNOに慣れたベテラン向けに思える。

 楽天モバイルでは月額基本料(音声通話+データ通信)、スマホの本体代、オプションの5分かけ放題(プレフィックス)を含めた「コミコミプラン」がある。最安は月額1880円(1年目)から。プランにより選べるスマホが違い、月間データ容量は2GBか4GB。FREETELよりも通話定額の時間が短いものの、比較的分かりやすく、選べるスマホも有名メーカーの機種が多い。

 楽天モバイルのプランでは、選べるデータ通信、スマホが絞られているので、選びやすい。「サクッとスマホも通話定額も決めたい」人向けといえる。ただしFREETELと比べて分かりやすいぶん選択肢が少ないのが難点だ。

 UQ mobileでは月額基本料(音声通話+データ通信)に1回5分までの通話定額「おしゃべりプラン」や毎月60分〜の無料通話分「ぴったりプラン」を組み合わせる。

 これらのプランにはS、M、Lとあり、月額料金が高くなるほどデータ容量と無料通話分が増える。今回は安いプランを掲載している。おしゃべりプランとぴったりプランは毎月切り替え可能なので、電話をかける頻度が毎月変わる人には最適といえる。

UQ mobile UQ mobileでは、無料通話付きのプランから、5分かけ放題付きのプランを選べる

 Y!mobileにもUQ mobileと同じように月額基本料(音声通話+データ通信)に1回10分までの通話定額を含む3つのプランがある。UQ mobileと月額料金は同じだが、通話定額の時間が長い点は有利だ。ただしY!mobileでは無料通話分のあるプランは提供していない。

 UQ mobileとY!mobileは通常の電話回線を使った通話定額なので、「通話品質が安定」「専用アプリは不要」「特別な操作も不要」「緊急通報可能」とメリットが分かりやすい。月額料金は高めだが「大手の安心」が欲しい人に最適だ。

 次回は通話定額オプションを含めたトータルコストが特に安いサービスを比較する。

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