13.3型ワイドで最薄部17.2ミリの2スピンドルCULVノートPC──「Inspiron 13z」2009年PC秋冬モデル

» 2009年10月22日 09時30分 公開
[ITmedia]

2色のカラーバリエーションを用意

「Inspiron 13z」

 10月22日にデルが発表した「Inspiron 13z」は、CULV(Consumer Ultra Low Voltage)プラットフォーム採用の2スピンドルノートPCだ。2009年10月1日に投入された「Inspiron 11z」の上位モデルにあたり、主なパーツをBTOで変更できる。

 LEDバックライトを採用した光沢タイプの液晶ディスプレイは、11.6型ワイドのInspiron 11zより一回り大きい13.3型ワイドで、画面解像度は1366×768ドットだ。ボディサイズは329.8(幅)×223(奥行き)×17.2〜26.4ミリとDVDスーパーマルチドライブを内蔵した2スピンドルPCとしてはスリムで、重量は約1.79キロある。チップセットはIntel GS45 Expressだが、BTOでGeForce G105M(グラフィックスメモリは512Mバイト)のGPUを選択することも可能だ。

 そのほか、CPUは超低電圧版のCore 2 Duo SU9400(1.4GHz/2次キャッシュ3Mバイト)かCore 2 Solo SU3500(1.4GHz/2次キャッシュ3Mバイト)で、DDR3メモリは6Gバイト(4Gバイト+2Gバイト)/4Gバイト(2Gバイト×2)/2Gバイト(2Gバイト×1)から、HDDは500Gバイト/320Gバイトバイト(7200rpm)、250Gバイト/160Gバイト(5400rpm)から選択できる。通信機能はギガビット対応の有線LANを内蔵し、IEEE802.11b/gかa/b/g/n準拠から、Bluetoothは搭載/非搭載を選べる。また、キーボードは日本語/英字配列が用意されている。なお、ボディカラーは、オブシディアン・ブラックとチェリーレッドの2色展開だ。

 インタフェースは左側面にHDMIとアナログRGB出力、USB 2.0や有線LAN端子、右側面にDVDスーパーマルチドライブ、2基のUSB 2.0とヘッドフォン、前面にメモリカードスロットが並ぶ。バッテリー駆動時間は標準の4セルで最大5時間9分、大容量の8セルで最大11時間23分で、OSは64ビット版Windows 7 Home Premiumのみだ。

 価格は、Core 2 Solo SU3500(1.4GHz)、2Gバイトのメモリ、250GバイトのHDD、IEEE802.11b/g準拠の無線LAN、4セルバッテリー、64ビット版Windows 7 Home Premiumの最小構成で8万9980円からとなっている。

2色のカラーバリエーションが用意される
チェリーレッド
オブシディアン・ブラック

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