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» 2009年11月02日 16時30分 UPDATE

今度はSSDモデルをテスト:128GバイトSSDを取るか価格を取るか、それが問題だ――「HP Mini 5101 Notebook PC」で悩む (1/2)

日本HPの低価格ミニノートPC「HP Mini 5101」は、HDDモデルのほかにSSDモデルも用意されている。買うならどちらかを考えてみた。

[田中宏昌(撮影:矢野渉),ITmedia]

ストレージが異なる2モデルをテスト

ht_0910hm01.jpg 「HP Mini 5101 Notebook PC」

 多彩なNetbook/低価格ミニノートPCをラインアップする日本ヒューレット・パッカード(HP)の中で、SOHO/ビジネス向けに販売されているのが「HP Mini 5101 Noteboook PC」だ。アルマイト(陽極酸化)加工とヘアライン処理を施したアルミニウムとマグネシウム合金による金属感あふれる高い堅牢性を備えたボディ、10.1型で1366×768ドットの高解像度液晶ディスプレイを搭載しながら、約1.2キロの重量という携帯性がウリだ。

 前回の記事(これはCore 2 Duo搭載ノートPCではないのか!?――Atom搭載PCの枠を広げる「HP Mini 5101 Notebook PC」に肉薄した)ではHDD内蔵モデルを取り上げたが、今回は上位にあたるSSD内蔵モデルを検証する。なお、HP Mini 5101の特徴や機能については下の囲み記事を参照してほしい。

ht_0910hm02.jpg アルマイト処理が施された液晶ディスプレイ天面部分は高級感があるものの、指紋などが目立ちやすい
ht_0910hm03.jpg LEDバックライトを採用した10.1型ワイドの非光沢液晶を搭載。ただしベゼルの部分が光沢仕様なので光を反射しやすい
ht_0910hm04.jpg 主要キーで約18.1ミリのキーピッチを確保したキャラメル型キーボードを採用する。英語キーボードは用意されていない

SSDは128Gバイト、HDDは160Gバイト、さてどっち?

 下記の表からも分かるように、両モデルの主な違いはストレージ構成と価格だ。128GバイトのSSDモデルが7万9800円、160GバイトHDD(7200rpm)モデルが6万9930円(いずれも直販のHP Directplus価格の場合)と差額は9870円となる。

HP Mini 5101 Notebook PCシリーズの主なスペック
モデル SSDモデル(VS587PC#ABJ) HDDモデル(VS586PC#ABJ)
CPU Atom N280(1.66GHz)
チップセット Intel 945GSE Express
メモリ DDR2 2Gバイト
メモリスロット 200ピンSO-DIMM×1(空きなし)
ストレージ SSD 128Gバイト HDD 160Gバイト(7200rpm)
液晶ディスプレイ 10.1型ワイド非光沢
画面解像度 1366×768ドット
グラフィックス Intel GMA 950
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト2.0準拠)
Bluetooth Bluetooth 2.1+EDR
有線LAN ギガビット対応
メモリカードスロット MMC/SDHC対応SDメモリーカードスロット
Webカメラ
スピーカー 内蔵ステレオ
バッテリー 4セル(リチウムポリマー)/6セル(リチウムイオン)
バッテリー駆動時間 約5時間(4セル)/約10時間(6セル) 約4.5時間(4セル)/約9時間(6セル)
ボディサイズ 262(幅)×180(奥行き)×23.2〜31(高さ)ミリ
重量 約1.16キロ(4セルバッテリー装着時) 約1.2キロ(4セルバッテリー装着時)
OS Windows XP Professional(SP3)※Windows Vista Businessダウングレード
HP Directplus価格 7万9800円 6万9930円

 ストレージベイには比較的容易にアクセスできる。バッテリーを外して3本のネジを回してキーボードユニットを取り外すことでストレージドライブが現れる。SSD/HDDともに2.5インチ/9.5ミリ厚のカバーに取り付けられており、PCとはSerial ATAインタフェースで接続されている。メーカーの保証対象外となってしまうが、PCの自作に慣れているユーザーならばパーツの換装も難しくはないだろう。

ht_0910hm05.jpg SSDモデルのキーボードユニットを外したところ
ht_0910hm06.jpg 容量128GバイトのSSDは2.5インチHDDと同じ形状だ
ht_0910hm07.jpg 評価機が搭載していたSSDは、サムスン製のMLCタイプだった

ht_0910hm08.jpg HDDモデルのキーボードユニットを外したところ
ht_0910hm09.jpg 評価機のHDDはシーゲイト製のMomentus 7200.3(ST9160411AS)だった
ht_0910hm10.jpg こちらはキーボードユニット。スペースバーの長さは59.5ミリだ

ht_0910hm11.jpght_0910hm12.jpg Intel Matrix Storage Consoleの画面で、左がSSDモデル、右がHDDモデルだ

 続いて、ユーティリティソフトなどから仕様をチェックしよう。

ht_0910hm13.jpght_0910hm14.jpght_0910hm15.jpg SSDモデルのデバイスマネージャ画面

ht_0910hm16.jpght_0910hm17.gifht_0910hm18.gif HDDモデルのデバイスマネージャ画面

ht_0910hm19.gifht_0910hm20.gifht_0910hm21.gif CPU-Z 1.52.2(写真=左/中央)とGPU-Z(0.3.6)の画面。これらは両モデルとも共通だ。

ht_0910hm22.jpght_0910hm23.jpght_0910hm24.jpg Intel Graphics Media Accelerator Driver for Mobileの画面。これも両モデルで違いはない

 次のページでは、ベンチマークテストで両モデルを比較する。

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