Wi-Fiルーター内蔵、腕時計型、超小型――ウィルコムが提案する“次のPHS”:2011年に登場する?

» 2010年12月04日 02時22分 公開
[田中聡,ITmedia]

 「だれとでも定額」を開始したウィルコムが冬商戦向けに「HONEY BEE 4」を発売したが、12月1日に開催された発表会では、2011年春以降に発売を予定しているモデルや、商品化は未定のコンセプトモデルも展示していた。その一部をお伝えしよう。

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 セイコーインスツルは、Wi-Fiルーター機能を搭載したPHS端末を参考出展。PHS機能では音声通話、Eメール、ライトメールを利用でき、Wi-Fiにはソフトバンクの3Gネットワークを利用する。対応周波数は2GHz帯と1.7GHz帯で、通信速度は下り最大7.2Mbps、上り最大5.8Mbps。Wi-FiはIEEE802.11b/gをサポートする。スクエアなストレート形状のボディを採用しており、キー部を覆うフリップを裏側に90度反転させるとスタンドになるので、ルーターとして使う際に役立つ。セイコーインスツルの説明員によると、2011年夏〜秋ごろの発売を目指しているとのこと。

photophotophoto フリップをスタンドとして利用できる(写真=左)。閉じた状態は非常にコンパクトだ(写真=中、右)

 ユニークなデザインが目を引くコンパクトな折りたたみモデルも見られた。こちらもセイコーインスツル製。本体を閉じると手のひらに乗るほどの小さなサイズで、背面と裏面にはパーツのないシンプルな外観となっている。マットな質感なので指紋も付きにくい。本体を開くと側面が弧を描く形になるのも特徴的だ。カラーはブラックとホワイトとなる予定。HONEY BEE 4は若者向けだが、こちらのモデルは大人の男性ユーザーに支持を集めそうだ。

photophotophoto 表面はマットな質感。本体を開いても手のひらに収まりそうなほど小さい
photophoto 独立したタイプのキーを採用している(写真=左)。ボディカラーはホワイトとブラックの2色(写真=右)
photophotophoto 本体を開くときれいな弧を描く(写真=左、中)。裏側はシンプルな外観(写真=右)

 同社はストレート形状の新機種も展示。いくつかのカラーバリエーションが並んでいたが、「この中からさらに絞る予定」(説明員)。また、中国で通話ができるPIMカードに対応したストレート端末「X PLATE」の新色も展示していた。

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photophoto ストレート形状のモデル
photophotophoto オレンジやブルーなどのX PLATEの新色を展示

 日本無線はIPX5/IPX7相当の防水性能を備える「WX330J」と、主に法人向けに提供しているシンプルなストレート端末「WX330J E」の新色を紹介。2機種ともレッド、ブラック、シルバー、ブルー系のカラーが展示されていたが、実際にどの色が商品化されるかは未定。

photophotophoto 「WX330J」(写真=左)と「WX330J E」(写真=右)の新色。ビビッドなレッドが目を引いた(写真=右)

 PHSのチップセットや通信モジュールを開発しているエイビットは、ウィルコムのPHS網を使ってトランシーバーのように1対1の通話ができる「ペアフォン」の新モデルを展示。これまで同社が開発してきたペアフォンから防犯ブザーが省かれている。ペアフォンで通話ができるのは、端末の購入時に設定した電話番号のみ。ボディサイズは47(幅)×80(高さ)×20.5(厚さ)ミリ、重さは約70グラム。料金プランは「だれとでも定額」が適用される予定。

photophoto 主に親子での通話を利用シーンに想定している「ペアフォン」

 一風変わった製品として、PHSチップセットを内蔵した腕時計型の「リストウォッチフォン」も披露。タッチパネル対応のカラーディスプレイを備えており、音声通話やEメールの送受信などが可能。Bluetoothを利用してヘッドセットでの通話も行える。ちなみに、腕時計型のPHSについてはセイコーインスツルが2003年にドコモ向けに「WRISTOMO」を供給していた。

photophoto 「リストウォッチフォン」

 また、同社がワイヤレスジャパンなどでも紹介していた超小型のPHS端末「ストラップフォン」も参考出展していた。文字どおりストラップとしても使えそうな同モデルのサイズは32(幅)×70(高さ)×10.5(厚さ)ミリ、重さは約30グラム。まさに規格外の小型軽量モデルといえる。ディスプレイは約1インチの有機EL(フルカラー)を搭載している。

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photophoto 超小型の「ストラップフォン」

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