写真と動画で解説する「Xperia GX SO-04D」(ソフトウェア編)UIとメディア系アプリが進化(2/2 ページ)

» 2012年05月23日 18時58分 公開
[田中聡,ITmedia]
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独自のメディア系アプリを搭載

 画像や動画を閲覧できる「ギャラリー」アプリは「アルバム」アプリに名称が変更され、独自の機能も取り入れている。アルバムは「画像」「マップ」「オンライン」から切り替えて利用する。画像では月ごとに画像と動画が表示される。ユニークなのが、サムネイル上でピンチ操作をすると、サムネイル自体が拡大/縮小すること。操作も滑らかで、デュアルコアのパフォーマンスが生かされていると感じた。Android 4.0の標準機能でもおなじみだが、画像の色味や明るさなどの編集も可能だ。マップでは、写真に付けられたジオタグをベースに、撮影した写真が地図(Google マップ)上に表示される。iPhoneでもおなじみの機能だが、どの写真がどこで撮られたのかが一目で分かる。オンラインでは、Facebookなどにアップロードされた写真を確認できる。

photophotophotophoto ピンチ操作でアルバムのサムネイル自体を拡大/縮小できる
photophotophotophoto 他のAndroid 4.0搭載機と同じく画像の編集も可能
photophoto 撮影した場所ごとに写真のサムネイルが地図上に表示される

 音楽プレーヤーは従来の「ミュージック」アプリから「WALKMAN」アプリに名称が変わっている。再生中の音楽を解析して背景色を変える「ビジュアライザー」の種類が増えているほか、Facebookで友達が「いいね!」を押すなどして勧める楽曲を一覧できる機能も新設した。重低音をしっかり再生する「クリアオーディオ」や、臨場感あふれるサウンドを楽しめる「バーチャルサラウンド技術(VPT)」を継承している(いずれもヘッドフォン装着時のみ有効)。音楽再生中にスリープから復帰させるとロック解除画面にミニプレーヤーが現れて再生/一時停止やスキップなどができるのはXperia NXでもおなじみだが、Xperia GXではさらに通知バーでも同様にプレーヤーの操作が可能だ。Walkmanの技術をふんだんに取り入れているが、PC向けMoraで購入した曲の転送や、Walkman向け楽曲管理ソフト「x-アプリ」との連携などは(現時点では)できない。「WALKMAN」をうたうのならコンテンツ連携も実現してほしいところだ。

 「ムービー」アプリも新たに用意する。Gracenote社のメディア情報データベースと連携し、保存されている動画の出演者の情報や映画の内容を調べることができる。

photophotophotophoto 従来の「ミュージック」アプリは「WALKMAN」アプリに変更されている(写真=左端)。楽曲の再生画面(写真=左中)とサブメニュー(写真=右中)。イコライザーを手動で設定できる(写真=右端)
photophotophotophoto ヘッドフォンのサウンドを臨場感あふれるものに設定できる「サラウンド」と、スピーカー再生音の迫力が増す「xLOUD」(写真=左端)。サラウンドは3種類から選べる(写真=左中)。再生する楽曲によってプレーヤーの背景色が変わる(写真=右中)。再生中の曲の歌詞やYouTube動画、Wikipediaの情報などを調べられる(写真=右端)
photophoto 再生中には通知バーやロック解除画面にミニプレーヤーが現れる

 カメラはXperia NXの有効約1210万画素から1300万画素に向上。カメラアプリのUIや撮影機能はXperia NXと同様で、シャッターキーを長押しすると即カメラを起動して撮影できる「クイック起動」も継承した。ちなみにXperia GXには側面にカメラキーがあるが、Xperia SXにはカメラキーはない。

photophoto カメラの撮影画面(写真=左)。シーン認識やスイングパノラマなどの設定アイコンが大きく表示される(写真=右)
photophoto さらに細かいサブメニュー(写真=左)。静止画の撮影サイズ(写真=右)
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