というわけで、Windows 8をインストールして何となく生まれ変わったLaVie GタイプZである。
やはり「スペシャルに軽い」。すでに数カ月使っているが、手にするたびにいまだそう思えるのはやはりすばらしい。Windows 8の登場に合わせてモバイルノートPC/Ultrabookの新モデルもたくさん出てきているが、「軽さ」の部分においてこのLaVie Zの匹敵するモデルはまだない。相変わらずの無双状態である。
もう1つ、Windows 8は「速い」ということだ。仕様はこれまでと同じはずなのに、とにかく動作が軽い。起動も終了も、アプリケーションの起動も切り替えも、とにかくあらゆる動作がサクサクになった。
そう、Windows 8を得たZは、大げさではなく翼が生えたようにより軽快になった。いわば、ジェットスクランダーを装着したマジンガーZである。この速さの部分に関しては追って詳細に検証することにし、まずはWindows 8を搭載したLaVie GタイプZの機能面をさくっと眺めてみたい。

パネルオープンパワーオンの設定ユーティリティ。パネルを開くだけで電源オフ/スリープの状態から起動/復帰する(画面=左) USBパワーオフ充電機能。PCが電源オフやスリープでもスマホなどを充電できる(画面=右) 指
定した期間/時間帯にACアダプタからの給電をやめてバッテリー動作を行うことで、電力需要が多い時間帯のオフィスや家庭の電力消費を抑える(画面=左) ECOみえグラフ。消費電力をリアルタイムにモニタできるほか、日/週/月/年単体で消費電力を確認することができる(画面=右)
UEFIセットアップ画面。ブートモードは「UEFI」になっており、Windows 8がUEFIネイティブモードでインストールされたことが分かる。起動に必要な最低限のデバイスの初期化のみで起動を高速化する「FastBoot」も有効になっている。Windows 8のSecure Bootも標準で有効になっている。Secure Bootは、UEFIで規定されているブート環境におけるプログラムの認証プロセスだ。LaVie ZにはWindows 8専用の認証キーが設定されているので、Windows 8の起動前や起動中に悪意のあるプログラムが実行される心配がない。要するにセキュリティもバッチリ確保されているということになる(続く)
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