アップルが9月2日に発表した新型「iPod」ファミリーのうち、最大の目玉として注目されていた「iPod touch」がアップルストア銀座の店頭に並んだ(9月15日現在、Web直販の出荷予定日は5〜7営業日)。店内は平日の午後3時にもかかわらず多くの人で賑わい、店舗1階のテーブル1つを占めるiPod touchの展示スペースで新機種の使い勝手を確かめていた。
iPod touchは、高精細(326ppi)なRetinaディスプレイをはじめ、HD動画撮影に対応する内蔵カメラや、FaceTime(ビデオ通話機能)のサポートなど、iPhone 4の特徴を受け継ぐモデルだ。新しいiPod nanoが小型化した半面、機能面では後退した部分が見られる一方で、iPod touchはよりいっそう高機能化している(関連記事:2010年のクリスマスを飾る“最強”の布陣――新型「iPod」ファミリー徹底レビュー)。
「購入しようか半々で考え中」と話す男性にiPod touchの魅力を聞いたところ、薄くなった点やネット端末として活用できる点を挙げた。実はこの男性、旧iPod nano(ビデオカメラ内蔵モデル)ユーザーで、以前のiPod touchでも購入を迷ったという。ちなみに使っている携帯電話のキャリアはドコモ、iPadも「ちょっと重すぎる」という理由から持っていない。「(iPod touchの)値段は……妥当なラインじゃないですかね。まだ迷っていますが、買うとしたら32Gバイトかな。今も(データ量は)そんなに多くはないけど、足りなくなったらいやなので。もし買ったらnanoは子どもにあげます」と話しながら真剣な面持ちで展示されていたiPod touchを触っていた。
「iPod touch」をApple Storeで購入する
価格は、8Gバイトが2万900円、32Gバイトが2万7800円、64Gバイトが3万6800円。
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