Vista Service Pack 2を導入してWindows 7に備えるサクッとおいしいVistaチップス 44枚め(2/2 ページ)

» 2009年08月04日 10時45分 公開
[織田薫,ITmedia]
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Vista SP2のインストールとアンインストール

 Vista SP2のインストール自体は、Windows Update経由でもスタンドアロン版を利用する場合でも大きな違いはない。実際に試したところ、スタンドアロン版の場合は、インストーラの起動時に「Service Pack 2をインストールする前に」というリンクが用意されていることと、自動的に再起動するかどうかを選択できることが異なるぐらいだった。

 SP2のインストール手順は通常の更新プログラムをインストールする場合と同じだが、再起動を自動的に行うため、インストールを開始して完了するまで、ユーザーによる操作が必要になることは特にない。

Vista SP1やサービススタック更新プログラム(KB955430)を導入すると、Windows UpdateにVista SP2が現れる。インストールは、通常の更新プログラムと同様に行えばよい

 筆者がテストした環境では、SP2の導入時に問題が発生することはなく、リリースノートにも回避策が必要となる重大な問題は報告されていないとある。しかし、重要なファイルを格納しているPCに導入する場合、あらかじめバックアップを取得しておいたほうがよいだろう。

 念のため、SP2のアンインストールについても知っておこう。アンインストールはコントロールパネルの「プログラムと機能」から行える。通常の更新プログラムと同様に、「インストールされた更新プログラムを表示」からSP2の項目を選択してアンインストールすればよい。

更新プログラムのアンインストールを行う場合は「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックする必要がある(写真=左)。SP2は「Microsoft WindowsのService Pack」という項目で表示される(写真=右)

Vista SP2の導入でパフォーマンスは向上するのか?

CrystalMark 2004R3の結果

 Vista SP2は特に性能の向上をうたっていないが、インストール後はVistaが少しキビキビと動作するようになったと感じる。そこで最後に、簡単なベンチマークテストを実行してパフォーマンスをチェックした。

 テストに利用したソフトはCrystalMark 2004R3(ひよひよ氏)だ。同一仕様のPCにVista SP1とSP2を導入し、テスト結果を比較した。使用したPCは「ThinkPad T61」で、Core 2 Duo T7500(2.2GHz)、Intel GM965 Expressチップセット、2Gバイトメモリ、160GバイトHDD(5400rpm)、1440×900ドット表示の液晶ディスプレイを搭載した構成だ。

 テストの結果はSP1とSP2でほぼ同じだった。細かなスコアを見ても大きな違いが出ている項目はなく、誤差範囲内といったところだ。今回は隅々まで検証したわけではないが、基本的にSP1を導入したときのような明確なパフォーマンスアップは期待できないと考えるべきだろう。

過去に紹介したVistaチップスと各エディションの対応状況
内容 Home Basic Home Premium Business Ultimate
43枚め:VistaでInternet Explorer 8 RC1を活用する
42枚め:消したくても消せないファイルを処分する
41枚め:Vistaの右クリックメニューを自分仕様に改造する
40枚め:Vistaの右クリック「送る」メニューを最適化する
39枚め:Vistaの“パンくずリスト”アドレスバーを使いこなす
38枚め:XPで簡単にできたデスクトップの設定、Vistaではどうすればいい?
37枚め:Vistaのスタートアッププログラムを見直す
36枚め:VistaのCD/DVD書き込み機能は必要か?
35枚め:IMEが知らない間に切り替わる事故を防ぐ
34枚め:Vistaのファイル共有を理解する
33枚め:VistaのHDDキャッシュ設定を変更して高速化する
32枚め:Vistaのドライブ暗号化機能「BitLocker」を理解する × × ×
31枚め:Vistaのファイル圧縮/暗号化機能を活用する
30枚め:Vistaのファイル検索をカスタマイズする
29枚め:Vistaのファイル検索をマスターする
28枚め:Vistaの視覚効果を変更してスピードアップ
27枚め:VistaのWindowsサイドバーとガジェットを使いこなす
26枚め:Internet Explorer 7の同時ダウンロード数を増やす
25枚め:Vistaの電源ボタンを交換する
24枚め:Windows Media Player 11の共有機能を利用する
23枚め:Vistaの「プログラムと機能」をカスタマイズする
22枚め:VistaでDHCPサーバからIPアドレスを取得できない場合に対処する
21枚め:Vistaの「Windows転送ツール」を活用する
20枚め:VistaでHDDのパーティションを結合/分割する
19枚め:Vistaで接続できないNASに対処する
18枚め:VistaのWindows Updateを使いこなす
17枚め:VistaとWindows XP間の文字化けを解消する
16枚め:Internet Explorer 7のタブ機能をカスタマイズする
15枚め:Internet Explorer 7のユーザーインタフェースを改造する
14枚め:Vistaのジャンクションを理解する
13枚め:Vistaでユーザー用フォルダの参照先を変更する
12枚め:Vistaでファイルやプリンタを共有する
11枚め:Vistaの詳細ブートオプションを利用する
10枚め:Vistaの便利な機能を有効に、不要な機能を無効にする
9枚め:VistaにXP用ドライバを手動でインストールする
8枚め:ファイルとレジストリの仮想化を理解する
7枚め:「システムの復元」と「以前のバージョン」で使う領域を変更する
6枚め:WindowsメールにOutlook Expressの環境を取り込む
5枚め:非対応のWindowsヘルプを利用可能にする
4枚め:間違って削除したファイルを復元する
3枚め:「ファイル名を指定して実行」をスタートメニューに加える
2枚め:アプリケーションを管理者として実行する
1枚め:ユーザーアカウント制御を使いこなす

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