「Xperia S/ion」はSonyブランド――“ソニー・ワールド”を構築してコンテンツ市場をけん引する:2012 International CES

» 2012年01月13日 11時45分 公開
[山根康宏,ITmedia]

 2012 CESで発表されたSony Ericssonの「Xperia S」と「Xperia ion」はAndorid OSを採用するスマートフォン。HDディスプレイやデュアルコアCPUを搭載したハイエンドモデルで、NFCを搭載したXperia Sはグローバル市場に、LTEに対応したXperia ionは北米のAT&Tから発売予定である。また、日本ではXperia Sをベースにした「Xperia NX SO-02D」と、おサイフケータイや防水性のなどを備えた「Xperia acro HD SO-03D」も発売される。Sony EricssonがXperia S/ion向けプレス向けイベントで新モデル(Sとion)の詳細を説明した。

「ソニー・ワールド」の重要な製品となるXperia S/ion

 イベントではまずSony EricssonのChief Marketing Officer、スティーブ・ウォーカー氏が登場。ソニーによる同社の完全子会社化により、今後の製品は「Sony」ブランドで販売されると説明。ソニーのテレビやPC、ゲーム端末にXperiaシリーズのスマートフォンが加わることで、「Sony Entertainment Network」「Music Unlimited」「Video Unlimited」というソニーが推進するコンテンツサービスを市場に拡大するためのけん引的な存在になると話した。

 続いて同社Head of Xperia Marketing Programのカラム・マクドゥガル氏が両製品の特徴を紹介。Xperia Sは同社が次世代スマートフォンと位置付ける「NXT」(ネクスト)シリーズに属する最初の製品であり、1280×720ピクセルの高精細ディスプレイや1.5GHzのデュアルコアCPU、Exmor R for mobileを搭載した高画質な12メガピクセルカメラなど機能を充実させただけではなく、スタイリッシュなデザインも特徴となっている。グローバル向けに投入し、日本では仕様を変更したXperia NXとして発売される予定だ。

 Xperia SのOSはAndroid 2.3だが、2012年第2四半期(4〜6月)に4.0へのアップグレードも予定されている。主なスペックはモバイルブラビアエンジン採用の4.3インチ HDディスプレイ、1.5GHzデュアルコアCPU、HD動画撮影対応の12メガピクセルカメラ、NFC搭載など。HDMI出力やDLNA接続で家電製品とも簡単に連携ができる。通信方式はW-CDMA/HSPA 850/900/1900/2100MHzおよびGSM 4バンド。

 一方、Xperia ionはLTEに対応する同社初の製品。北米の通信事業者AT&Tから発売される。基本的なスペックはXperia Sとほぼ同等で、ディスプレイサイズは4.6インチとやや大きい。

photophoto 新Xperiaシリーズの位置付けを話すスティーブ・ウォーカー氏(写真=左)。Xperiaシリーズはソニーの既存製品と「ソニー・ワールド」を構築する重要な製品となる(写真=右)
photophoto 両製品の特徴を説明するカラム・マクドゥガル氏(写真=左)。「Xperia S」はソニーの技術の集大成となるハイエンド端末(写真=右)
photophoto LTEに対応する「Xperia ion」はAT&Tから発売される(写真=左)。Xperiaシリーズの機能を拡充するアクセサリーも発表された(写真=右)

Xperia S/ionの実機やアクセサリーを展示

 会場にはXperia SとXperia ionの実機が展示され、機能やサービスのデモなどが行われた。ロック状態からでも1.5秒で起動と撮影ができるカメラや、細かい音質のコントロールや再生中の曲のソーシャルサービスによる共有ができる音楽プレーヤー、HDMI接続によりテレビの大画面で端末の操作やコンテンツを再生できる機能などは、他社のスマートフォンと大きく差別化できる、Xperiaシリーズならではのものだという。このほか、「LiveView」の後継機にあたる、メールやSNSの表示が可能な腕時計型のBluetoothデバイス「SmartWatch」や、背面にタッチするだけで特定の機能を呼び出せる、NFC内蔵のストラップ型デバイス「Xperia Smart Tags」などのアクセサリーも展示されていた。

photophoto グローバルモデルのXperia Sは、日本向けには同系のXperia NXが投入される(写真=左)。背面に12メガピクセルカメラを搭載する(写真=右)
photophoto 本体サイズは64(幅)×128(高さ)×10.6(厚さ)ミリ。重さは144グラム(写真=左)。ボディカラーはブラックとホワイトの2種類(写真=右)
photophoto 本体下部の透明なパーツ部分はイルミネーションが組み込まれており、キーアイコンが表示される(写真=左)。ロック状態からでも1.5秒でカメラが起動して撮影できる(写真=右)
photophoto イコライザーの調整や曲の共有など音楽プレーヤは多機能(写真=左)。HDMIでテレビに接続し、大画面でコンテンツを楽しめる(写真=右)
photophoto LTEに対応したXperia ion(写真=左)。こちらも背面カメラは12メガピクセル。バッテリーは取り外しが可能(写真=右)
photophoto サイズはXperia Sよりもディスプレイ分だけ大きくなっている(写真=左)。断面はカーブを描いたデザイン(写真=右)
photophoto 多数の色展開がされる「SmartWatch」。ディスプレイは128×128ピクセルの有機ELで、タッチパネルにも対応する(写真=左)。Xperiaシリーズだけではなく、AndroidスマートフォンとBluetooth接続して利用できる(写真=右)
photophoto 内蔵のNFCを利用して機能を呼び出せる「Xperia Smart Tags」(写真=左)。NFC内蔵スマートフォンでタッチすると、Bluetoothやナビゲーション、アラーム機能などをすぐに起動できる(写真=右)


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