カメラはT-01Cと同じく、オートフォーカス対応の1219万画素CMOSを搭載。パノラマ撮影はもちろん、顔検出フォーカス、自動追尾フォーカス、笑顔検出シャッター、美顔補正、手振れ補正といった、他社のハイスペックコンパクトデジタルカメラ並みの性能を持つ。撮影した写真や動画は、加工できるうえYouTubeなどへの投稿も可能だ。
実際に撮影してみると、レンズが小型のため多少歪みが見られるものの、その点はほとんど気にならないレベルだ。色を見ると、空の青が鮮やかに再現されていることが分かる。
T-01Cはドコモならではのspモードやドコモマーケットを利用できるが、IS04は「Skype au」「LISMO!」「LISMO WAVE」「jibe」「au one ナビウォーク」といった、auならではのサービスを利用できる。
auの携帯電話網を用いて通話できる「Skype au」に対応しているのも特徴の1つだ。Skype auに対応したスマートフォンとだけでなく、Skypeを利用しているPC、標準のSkypeアプリを用いたiPhoneやAndroid端末とも通話できる。もちろんインスタントメッセージも可能だ。Skype以外の電話へ通話する場合は、海外へかけるにはSkypeクレジットが必要で、国内の場合は通常のau携帯電話からの発信となる。
・多機能な音楽サービス「LISMO」
IS04は、T-01Cと同じミュージックプレイヤーを標準で搭載しており、プレイリストを作成して音楽を再生できる。さらに、auオリジナルのLISMO Playerも利用可能だ。利用するにはアプリケーションをダウンロードする必要がある。
スマートフォン向けLISMO!サービスでは、microSD内に保存している音楽を再生できるほか、音楽コミュニティ「うたとも」を利用したり、音楽情報を調べたりできる。うたともでは楽曲のレビューを公開したり、他ユーザーのレビューにコメントを書き込んだり、音楽を通じたユーザー同士のコミュニケーションができる。
・mixiやGmailを一元管理する「jibe」
SNSの複数アカウントを管理できる「jibe」ではTwitterやmixiといったSNSやブログなどをまとめて見られるだけでなく、アドレス帳や電話番号、メールアドレスとも連携できる。ぐるなびなどのサービスとも連携し、電話番号や住所といった店舗情報の確認のほか、営業時間などもチェックできる。
・ケータイ向けに定評のあるナビウォーク
従来の携帯電話のサービスを次々に取り入れてきたauのスマートフォン。総合ナビゲーションサービスのナビウォークも、「au one ナビウォーク」がスマートフォン向けに提供されている。インタフェースはケータイ向けとは異なるが、現在地や指定場所の地図の確認、経路検索、時刻表や鉄道運行情報、渋滞情報の確認などもできる。GPSを利用した目的地までのナビゲーションも可能だ。
もちろん、T-01CでもサポートしているYouTube、モバイルレグザエンジン3.0対応のワンセグ、スターメモ、ATOKなども搭載し、充実した機能を誇る。現行のスマートフォンでは数少ない防水性能をサポートしているのも魅力だ。IS04は、スペックや対応サービスの多さを重視する人にお勧めできるスマートフォンといえる。
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