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» 2009年08月27日 11時00分 UPDATE

128GバイトSSDモデルも:1366×768ドット液晶やギガビットLAN搭載の「HP Mini 5101 Notebook PC」が登場

日本ヒューレット・パッカードが、ビジネス向け低価格ミニノートPCの新モデル「HP Mini 5101 Notebook PC」を投入する。発売は9月上旬だ。

[ITmedia]

ボディデザインを一新して内部スペックを強化

ht_0908hp01.jpg 「HP Mini 5101 Notebook PC」

 8月27日、日本ヒューレット・パッカード(HP)がビジネス/SOHO向けミニノートPC「HP Mini 2140 Notebook PC」の後継機となる「HP Mini 5101 Notebook PC」を発表した。同社直販の「HP Directplus」では9月上旬に発売される見込みだ。

 従来モデルのHP Mini 2140は、2009年2月にCPUをVIA C7-M ULVからAtom N270(1.6GHz)に改め、4月にはインテル製の80GバイトSSD搭載モデルや1366×768ドット表示に対応した高解像度モデルが追加されていた。

 今回のHP Mini 5101はそれらの特徴を引き継ぎつつ、ボディデザインを一新して、内部スペックの底上げを図ったのがポイントだ。製品名こそHP Miniシリーズとなっているが、ボディは同社のビジネス/SOHO向けノートPCのエントリーモデル「HP ProBook」シリーズのミニ版といえるものもので、キャラメル型のキートップを採用したチクレットキーボードを導入している。

 液晶ディスプレイ天板部分は、傷が付きにくいアルマイト(陽極酸化)加工とヘアライン処理を施したアルミニウム、キーボード面と底面はマグネシウム合金を取り入れることにより、上位シリーズの「HP EliteBook」シリーズに迫る堅牢性を確保したという。ボディカラーはシルバーからブラックになったが(カラーバリエーションは現時点で1色のみ)、金属調の質感は健在だ。

128GバイトSSDと160GバイトHDDモデルをラインアップ

ht_0908hp02.jpg 10.1型ワイドの非光沢液晶ディスプレイを搭載する。Webカメラは標準で内蔵される

 新モデルのラインアップはストレージの違いで2モデル用意され、主なスペックは下記の表にまとめた。Intel 945GSE Expresチップセットそのままに、CPUをAtom N270(1.6GHz)から同N280(1.66GHz)にクロックアップし、DDR2メモリは2Gバイトのみとなった。ストレージは、従来と同じ7200rpmの容量160GバイトHDD(2.5インチ)に加え、SSDモデルは容量が80Gバイトから128Gバイトに増加している(メーカーはサムスン製)。

 液晶ディスプレイは10.1型ワイドのままで、解像度は1366×768ドット固定となった(別途注文により1024×600ドットに変更可)。アクリル樹脂プロテクション・パネル(HPスクラッチ・レジスタント・ディスプレイ)を省くことで、長時間PCを利用しても目に負担が少ない非光沢タイプになっているのは見逃せない。

 通信機能は、Atom搭載PCでは珍しくギガビット対応の有線LANを搭載するほか、IEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト2.0準拠)の無線LANとBluetooth 2.1を標準で装備する。

 入力環境が見直されたのも新モデルの特徴で、キーピッチ18.1ミリを確保したキーボードは、一部に縮小キーが見られるものの、不規則な配列はない。また、光沢仕様のタッチパッドはクリックボタンの位置が左右方向から一般的なタッチパッドと同じ下側に移った。防水および防電効果の高い「スピルレジスタントキーボード」と、キートップの刻印がはげにくい「HP DuraKeys」も引き続き採用している。

ht_0908hp03.jpg 液晶ディスプレイ天面部分はアルミニウム合金を採用し、500キロfの面加重にも耐えるという
ht_0908hp04.jpg 主要キーのサイズは14×14ミリと正方状で、パームレスト部分にはラバーコーティングが施されている
ht_0908hp05.jpg タッチパッドは63(幅)×34(奥行き)ミリとワイドで、クリックボタンが左右から下側に変更された

 インタフェースは、これまでのExpressCardスロットがなくなり、MMC/SDHC対応のSDメモリーカードスロットと3基のUSB 2.0(うち1基は外付けドライブ用電源端子付き)、アナログRGB出力、ギガビット対応の有線LAN、マイク、ヘットフォンで構成される。ボディサイズは261(幅)×166(奥行き)×27.2〜35.5(高さ)ミリとなり、重量は標準の4セルバッテリー装着時で約1.2キロだ。

 バッテリー駆動時間は、リチウムポリマー採用の4セルバッテリーで約4.5時間、オプションの6セルバッテリー(リチウムイオン)で約9時間となる。なお、6セルバッテリーを装着してもバッテリーは背面に飛び出ず、底面に出っ張る。

 プリインストールOSは、Windows Vista BusinessダウングレードのWindows XP Professional(SP3)で、Windows 7 優待アップグレードには対応しない(後日、Windows 7プリインストールモデルの追加を検討中)。量販店向けモデルは用意されず、HP Directplusでの価格はSSDモデル(VS587PC#ABJ)が7万9800円、HDDモデル(VS586PC#ABJ)が6万9930円だ。

ht_0908hp06.jpght_0908hp07.jpg 前面左側に無線LAN/Bluetoothの電源スイッチがあり、下部にステレオスピーカーを内蔵する(写真=左)。背面はバッテリーが占める(写真=右)

ht_0908hp08.jpght_0908hp09.jpg 左側面にアナログRGB出力、排気口、2基のUSB 2.0端子が並ぶ(写真=左)。右側面にメモリカードスロット、ヘッドフォン、マイク、外付けドライブ用電源端子付きUSB 2.0、ギガビット対応の有線LAN端子がある(写真=右)

HP Mini 5101 Notebook PCシリーズの主なスペック
モデル SSDモデル(VS587PC#ABJ) HDDモデル(VS586PC#ABJ)
CPU Atom N280(1.66GHz)
チップセット Intel 945GSE Expres
メモリ DDR2 2Gバイト
メモリースロット 200ピンSO-DIMM×1(空きなし)
ストレージ 128Gバイト 160Gバイト(7200rpm)
液晶ディスプレイ 10.1型ワイド非光沢
画面解像度 1366×768ドット
グラフィックス Intel GMA 950
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト2.0準拠)
Bluetooth Bluetooth 2.1+EDR
有線LAN ギガビット対応
メモリカードスロット MMC/SDHC対応SDメモリーカードスロット
Webカメラ
スピーカー 内蔵ステレオ
バッテリー 4セル(リチウムポリマー)/6セル(リチウムイオン)
バッテリー駆動時間 約4.5時間(4セル)/約9時間(6セル)
ボディサイズ 262(幅)×180(奥行き)×23.2〜31(高さ)ミリ
重量 約1.2キロ(4セルバッテリー装着時)
OS Windows XP Professional(SP3)※Windows Vista Businessダウングレード
HP Directplus価格 7万9800円 6万9930円

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