携帯各社の通信障害と復旧作業、東北や関東地域で続く――3月22日

» 2011年03月22日 18時20分 公開
[田中聡,ITmedia]

 東北関東大震災の影響で、東北地方や関東地方の一部地域で通信障害が発生している。

NTTドコモ(3月22日13時時点)

 NTTドコモ端末は、東北地方(青森県、岩手県、宮城県、福島県)の一部地域、関東地方(茨城県が中心)の一部地域でつながりにくい、またはつながらない状況が発生している。3月22日時点で約900局の基地局が中断している(最大中断数は3月12日17時の約6720局)。なお、ドコモは東北エリアにおけるFOMAサービスの復旧エリアマップを公開しているので、そちらも参考にしてほしい。

 ドコモは、岩手県、宮城県、山形県に無料衛星携帯電話サービスコーナー、岩手県、宮城県、青森県、福島県に無料携帯電話サービスコーナー、茨城県、岩手県、福島県、宮城県、山形県に無料充電サービスコーナーを設置している。設置場所についてはドコモのWebサイト(外部リンク)を参照。

KDDI(3月22日17時時点)

 au端末は基地局の障害により、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、福島県、山形県、新潟県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県の一部地域で利用できない状況となっている。音声サービスやEZweb、IS NET、Eメールなどのデータ通信サービスが混雑した場合、時間帯や地域によって、つながりにくくなる可能性がある。

 KDDIは大船渡市役所(岩手県大船渡市)、大槌高等学校(岩手県上閉伊郡大槌町)、山田高等学校(岩手県下閉伊郡山田町)、サンビレッジ高田(岩手県陸前高田市)、志津川中学校(宮城県本吉郡南三陸町)、女川運動公園(宮城県牡鹿郡女川町)、本吉町基地局付近(宮城県気仙沼市本吉町)、鹿妻小学校(宮城県石巻市)に車載型基地局を設置し、携帯電話が利用できるようにしている。移動電源車は20台が稼働している。また、災害対策関係機関などへau携帯電話を741台、衛星携帯電話を38台、その他のグッズ(可搬型発電機、携帯電話用充電器、電源用ケーブルタップなど)を貸し出している。

ソフトバンクモバイル(3月22日15時時点)

 ソフトバンク端末は、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、長野県、茨城県、千葉県の一部地域で利用しにくくなっている。また、約1万7000台の携帯電話を被災地支援用に準備し、うち約1万2000台の携帯電話と付属の充電器などを、災害復興を行う団体からの要請によって貸し出す。

イー・モバイル(3月22日12時時点)

 イー・モバイルの基地局は35局が停止しており、岩手県、宮城県、山形県、福島県の一部地域が影響を受けている。茨城県の通信障害は3月20日に復旧した。また、災害対策関係機関や団体などからの要請に応じて、携帯電話や充電用アダプターをそれぞれ250台貸し出す。

ウィルコム(3月22日15時時点)

 ウィルコム端末は、大規模停電に伴う基地局設備障害により、東北と関東地域で、データ通信サービスと音声サービスの利用が困難な状況となっている。

UQコミュニケーションズ(3月22日時点)

 3月15日18時以降、宮城県と福島県の一部地域でWiMAX通信サービスが利用しにくい状況が発生している。現在全国1万4000基地局のうち、宮城県を中心に約10局のWiMAX基地局が利用できない状況になっている。北海道、青森県、岩手県、秋田県、山形県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、長野県、山梨県、茨城県地域ではおおむね復旧しているが、3月22日に神奈川県、愛知県、福岡県の一部地域でWiMAX通信障害が発生している。詳細は同社のWebサイト(外部リンク)を参照。また、計画停電実施エリアでWiMAX通信サービスがつながりにくくなる場合がある。

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