こんなまったりした休日の午後こそ、「VAIO P」を持ち出してみよう。
今回はBluetoothレシーバーのJabra「BT3030」(→価格を調べる)とともに、VAIO P(VGN-P72K/W →価格を調べる)のBluetooth機能を利用したワイヤレス再生環境を試す。
音楽や動画など、エンターテインメント系データの取り扱いはソニー製「Media Go」を用いた。Media Goは、音楽や動画、ポッドキャストデータの再生とともに、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル」や携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」シリーズ、ソニー・エリクソン製携帯電話など外部機器との同期機能も備える無料の総合メディア管理ソフトだ。VAIO Pの初期デスクトップ画面には「Media Goのダウンロード」というショートカットが置かれ、ここから容易にソフトをダウンロードできる。
音楽や動画データの音声出力はペアリング済みのBT3030で、当然ながらワイヤレスで楽しめる。もっともMedia Goは、再生用として使うには(機能がありすぎるためか)少々“重い”のだが、メディア総合管理ソフトとしてはかなり使いやすくできている。簡単にさまざまなメディアファイルを適宜分類し、サムネイル形式で容易に視認できるところが使いやすい。
さて、音楽を聴きながら“ベンチでぼけーとする”のもいいが、この季節は寒い。もっと優雅に過ごすならボートハウスに隣接するレストラン「花の木」がおすすめだ。ここはその昔、あのマリリン・モンローとジョー・ディマジオが新婚旅行で訪れたレストランなのだという(ついでにもう1つ、ファミリーレストラン“ロイヤルホスト”の原点でもあるという)。特に大濠公園が一望できる奥のテラス席が最高に気持ちいい。
ついでに、大濠公園の一帯はすでにモバイルWiMAXのサービスエリアだ。このテラス席でも通信速度は下り2Mbps強とそこそこ快適で、YouTubeはほぼ待ち時間なしで再生可能、コメントが弾幕状態になっているニコニコ動画の某コンテンツも普通に再生できた。
モンローも見たであろう夕日を共有しつつ、ニコ動をまったり半笑いで。VAIO Pであれば、こんな贅沢で優雅な休日を過ごすことも可能なのである。
(続く)
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