写真で解説する「Windows Phone IS12T」(ソフトウェア編)UIは使いやすい? バッテリーの持ちは?(3/3 ページ)

» 2011年07月28日 10時14分 公開
[田中聡,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

アプリも続々登場、ただしau one系は非対応

 どれだけのアプリがそろうのかも気になるところ。田中社長によると、Windows Phone向けMarketplaceに配信されているアプリは現在2万4000ほどで、1日平均100アプリほどが増えているという。最新アプリも順次Marketplaceで配信される予定。今後は電子書籍ストア「BookLive!Reader」、飲食店検索アプリ「ホットペッパーグルメ」、映画館の座席予約ができる「ムビチケ」、ナビアプリ「いつもNAVI(地図)」、求人検索ができる「リクナビ」、約100万楽曲を定額で聴ける「music.jp」、宿泊施設を予約できる「じゃらん」、不動産検索アプリ「SUUMO」、非公開型日記アプリ「瞬間日記」などが登場する予定。詳細は日本マイクロソフトのリリース(外部リンク)を参照してほしい。

photophotophotophoto Windows MarketplaceのUIもWindows Phone向けに刷新されている

 IS12TにはテレビやPCとDLNA連携して写真や動画を共有できる「リンクキャビネット」、QRコードを作成できる「プロフィール」、ナビアプリ「NAVITIME」、「GREE」、各種ニュースを閲覧できる「MSNトピック」、飲食店を検索できる「ぐるなび」、SNSを一元管理できる「jibe」がプリインストールされている。なお、10月上旬に対応予定のEメールはアプリとして提供される予定。

photophotophotophoto 「プロフィール」アプリで自分の連絡先のQRコードを作成できる(写真=左端)。各種ジャンルのニュースや天気予報を閲覧できる「MSNトピック」(写真=左中、右中、右端)

 NAVITIMEはパノラマUI用に作り込まれており、「現在地」「地点検索」「乗換」「路線図」「ナビ」などの項目がタイル状で表示される。au one ナビウォークと異なり、地図画面をピンチイン/アウトで縮小/拡大することもできる。ドア to ドアのトータルナビを利用するには有料登録が必要で、月額315円が発生する。KDDIが提供している「EZナビウォーク」「au one ナビウォーク」とは別個のサービスとなり、ナビウォークユーザーは登録し直す必要がある。Windows Phoneならではの機能として、「My地点」や検索した地点を表示し、現在地からのルートを案内してくれる「Quick Go」機能を実装した。NAVITIMEではおなじみ、PC版で調べたルート履歴からのナビも可能だ。電子コンパスはIS12T側は対応しているが、アプリ側は未対応となる。

photophotophoto 「NAVITIME」のトップメニュー(写真=左)。地図はピンチイン/アウトでの操作も可能(写真=中)。検索履歴やMy地点までのルートをすぐに案内してくれる「Quick Go」(写真=右)
photophotophotophoto 検索画面(写真=左端)。検索結果から複数のルートを簡単に見られる(写真=左中、右中)。PCで検索したものを含むルート検索履歴も見られる(写真=右端)

 au one系やLISMO系など、au独自のアプリには現時点では対応しておらず、KDDIが審査したアプリを配信する「au one Market」もWindows Phone向けには提供されていない。ただ、「Android マーケットでauタブを設置しているように、Windows Marketplaceでも同様の取り組みを行うことを検討している」(説明員)という。KDDIの音声回線を使ってSkypeを利用できる「Skype au」も提供されないが、「インターネット回線を使ったSkypeアプリは配信される見通し」(説明員)。

 無線LAN、Bluetooth、DLNA連携、FMラジオ、グローバルパスポートCDMA+GSMなど、スマートフォンとしては必要十分な機能を備えている一方で、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイなど日本向けの機能は搭載していない。チップセットはQualcommのSnapdragon「MSM8655」を備え、通信速度は下り最大9.2Mbps、上り最大5.5MbpsのWIN HIGH SPEEDに対応している。

 IS12Tの発売は9月以降で、価格は「毎月割」の適用で3万円台半ばほどになる見通し。料金プランは「ISフラット」など、これまでのISシリーズと同じものを適用できる。


 IS12Tを1カ月前から試用しているというKDDIの田中社長は「最初の1日から1日半は取っつきにくい印象だったが、それを過ぎるとだんだん気持ちよくなる」と発表会で話していた。筆者もWindows Phone 7に触れたのはわずかで、Windows Phone 7.5は初体験。iPhoneやAndroidに慣れている身としては、この新しいUIは明らかに異質なものだったが、発表会で数十分操作したところ、「もっと触ってみたい」という思いに駆られた。それはUIの生命線ともいえる操作感の良さが大きい。レスポンスの速さに加え、IS12T(Windows Phone 7.5)では画面が切り替わる際にページがめくれるような効果がかかる。こうした効果は操作感を損なうケースが多いが、その効果付きでもストレスを感じなかった。この“速く魅せる”グラフィックはiPhoneやAndroidにはない魅力であり、田中社長の「じわじわ気持ちよくなる」という言葉にもうなづける。まったく新しいUIとなって生まれ変わったWindows Phone 7.5、そしてIS12Tがどこまで日本で支持されるか、注目したい。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月08日 更新
  1. 「納品できない」──ギガファイル便で障害 運営元「ドメイン変えます」と暫定措置 (2026年07月06日)
  2. UQ mobile「コミコミプランバリュー」にクレカ割を導入したワケ 背景にahamoとY!mobileの“板挟み”も (2026年07月04日)
  3. 「撮り鉄」動画SNSで物議 駅員が「下がって」と制止も、スマホでの撮影に夢中 (2026年07月07日)
  4. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  5. mineoのオプテージが「携帯電話番号」の割り当てを受ける 「音声フルMVNO実現」に向けて大きな一歩 (2026年07月06日)
  6. Nothingが「Phone (4b)」を海外発表 ユニボディーにGlyphバー搭載、シリーズ最長のバッテリー持ち 約6万4000円 (2026年07月07日)
  7. 【ワークマン】499円の「デイリーアンカーサコッシュ」 “見せる収納”もできるメッシュポケット付き (2026年07月07日)
  8. ソフトバンクが「SoftBank Free Style」でオープン市場に挑む理由 キャリアモデルの“登竜門”になるか? (2026年07月07日)
  9. アメックスが「プラチナ・カード」を刷新、10万円航空券クーポンや高級ホテル特典など ただし“年間500万円”の壁も (2026年07月06日)
  10. アップルがMacBook、iPadなどをついに値上げ――値上げを見送ったiPhoneのXデーはいつなのか (2026年07月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー