5インチフルHD、下り112.5Mbps、2画面スマホ――ドコモが2013年春モデル12機種を発表「ドコモ スマートホーム」を提案

» 2013年01月22日 10時59分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモが1月22日、2013年春商戦向けの新機種を発表した。

 春モデルは、NEXTシリーズ6機種、withシリーズ2機種、タブレット2機種、モバイルWi-Fiルーター1機種、STB(セットトップボックス)1機種に、発表済みの「スマートフォン for ジュニア SH-05E」を加えた計13機種をラインアップする。1月25日から順次発売する。

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 NEXTシリーズは、1.7GHzクアッドコアCPUや1630万画素カメラを搭載する「ARROWS X F-02E」、パナソニック モバイル製の全部入りスマホ「ELUGA X P-02E」、海外ですでに発表済されている新型Xperiaのドコモ版「Xperia Z SO-02E」、3000mAhの大容量バッテリーを搭載する「Optimus G pro L-04E」、水滴クリアタッチパネルを搭載した「Ascend D2 HW-03E」、ダブルディスプレイ搭載の「MEDIAS W N-05E」の6機種が登場。ARROWS X、ELUGA X、Xperia Z、Optimus G Proは、フルHD(1080×1920ピクセル)の解像度を持つ5インチディスプレイを搭載する。ピクセル密度は440ppiとなり、印刷物以上の美しい表現が可能になる。Ascend D2は「LTE Category 4」をサポートし、一部エリアで国内最速の下り112.5Mbpsの高速通信が可能だ。

photo 左から「ARROWS X F-02E」「ELUGA X P-02E」「Xperia Z SO-02E」「Optimus G pro L-04E」「Ascend D2 HW-03E」「MEDIAS W N-05E」

 withシリーズは、幅64ミリのボディにクアッドコアCPUや1310万画素カメラを備えた女性向けスマホ「AQUOS PHONE EX SH-04E」と、4.7インチHD 有機ELにブルーライトカットモードを備える「MEDIAS X N-04E」の2機種を投入する。

photo 左から「AQUOS PHONE EX SH-04E」「MEDIAS X N-04E」

 タブレットは、10.1インチディスプレイを搭載しながら、厚さ6.9ミリ、重さ495グラムに抑えた、ソニーモバイルの「Xperia Tablet Z SO-03E」を発売する。またドコモブランドのWi-Fiタブレット「dtab」も用意する。dtabではドコモスマートフォンユーザーのdocomo IDを入力することで、dマーケットの各種コンテンツを利用できる。

photophoto 「Xperia Tablet Z」(写真=左)と「dtab」(写真=右)

 SH-05Eを除き、スマートフォンとタブレットは全機種がAndroid 4.1を採用する。XiはAscend D2が下り最大112.5Mbpsであるほか、AQUOS PHONE EX、MEDIAS X、ELUGA X、Xperia Z、ARROWS X、Optimus G pro、MEDIAS W、Xperia Tablet Zは下り最大100Mbpsをサポートする。またSH-05EとMEDIAS W以外はクアッドコアCPU、SH-05EとMEDIAS X以外は2000mAh以上のバッテリーを装備するなど、基本性能が底上げされている。

 モバイルWi-Fiルーターは、Ascend D2と同じくLTE Category 4の下り最大112.5Mbpsに対応した、Huawei製の「モバイルWi-Fiルーター HW-02E」を発表。ディスプレイからデータ通信量やSSID・パスワードなどを確認できるほか、公衆無線LANへの接続、3G+GSMローミングに対応している。

photo 「モバイルWi-Fiルーター HW-02E」

 なお、iモードケータイの新機種は今回は含まれず、今後iモードケータイの新機種は、年に1回のタイミングで投入する。

photophoto 2012年冬モデルの16機種と2013年春モデル12機種で春商戦を展開する(写真=左)。春モデルではスペックの底上げを図り、フルHDディスプレイの高精細、クアッドコアCPUの高速処理、Xiの高速通信を訴求する(写真=右)
photophoto 加藤薫社長はXperia ZとXperia Tablet Zを「春モデルの一押し」として最初に紹介。ドコモが1ブランドのモデルをここまでアピールするのは珍しい

スマホと家庭の機器を連携させる「ドコモ スマートホーム」

photo スティック型のSTB「dstick」

 ドコモは、同社のコンテンツを自宅の機器と連携させ、マルチデバイスで楽しめる「ドコモ スマートホーム」を提案する。dマーケットを楽しめるタブレット、dtabもその取り組みに含まれる。さらに、スティック型のSTB「SmartTV dstick」も導入する。テレビのHDMIとUSB端子に接続することで、dビデオ(VIDEOストア)、dアニメストア(アニメストア)、dヒッツ(MUSICセレクション)のコンテンツをテレビで視聴できる。各サービスをスマートフォンで契約していれば、追加料金はかからない。スマートフォンとdstickをBluetooth接続することで、スマホからリモコン操作も可能だ。

 自宅でスマートフォン、dtab、dstickを快適に利用できるよう、ドコモオリジナルのWi-Fiルーター「Home Wi-Fi」(NECアクセステクニカ製)を、3月1日からレンタルする。指定したフラット型のパケット定額サービスに加入すれば、レンタル料金は0円(それ以外は月額315円)。また、2年間継続利用すれば、ルーターはプレゼントする。

photophoto 「Home Wi-Fi」。ホワイト、ブラック、ブルー、レッドの4色を用意する

 フルHDディスプレイを搭載したスマートフォンとBlu-ray Discレコーダー、NTTぷららの「ひかりTV」と連携させることで、地デジ番組やひかりTVなどのフルHDコンテンツをスマホで再生できる施策も進める。DTCP-IPに対応した「Twonky Beam」アプリを使い、スマホからホームネットワークに接続すれば、ストリーミング再生や(一部機種では)コンテンツの持ち出しが可能になる。これにはソニー、東芝、パナソニック、シャープの一部Blu-ray Discレコーダーと、ひかりTVセットトップボックス IS1050が対応する。Twonky Beamアプリを使ったスマホとタブレットからの動画再生は有料だが、ドコモ端末のみ無料(2013年1月31日〜2014年3月31日)。

 フルHDコンテンツのスマートフォン連携を利用するには、Twonky Beamアプリのバージョンアップが必要。対応時期は1月31日の予定。当初はフルHDディスプレイを備えたARROWS X、ELUGA X、Xperia Z、Optimus G proと、Xperia Tablet Z、「ARROWS Tab F-05E」が対応するが、HD以下のディスプレイ搭載機も今後対応する予定だ。

photophoto スマートホームでは、スマホのコンテンツをテレビやタブレットを楽しむ/家庭のコンテンツをスマホで楽しむことを訴求する(写真=左)。追加料金不要でdビデオ、dアニメストア、dヒッツをテレビで楽しめる「dstick」(写真=右)
photophoto バージョンアップした「Twonky Beam」を使うことで、地デジやひかりTVのフルHDコンテンツをスマホで視聴できる
photo 発表会にはゲストとして渡辺謙さんと堀北真希さんが登場。堀北さんはXperia Z、渡辺さんはARROWS Xを推していた

ドコモ2013年春モデルの主な特徴
シリーズ 機種名 特徴 詳細記事 写真記事
NEXTシリーズ ARROWS X F-02E 5インチのフルHDディスプレイに1.7GHzのクアッドコアCPU(Tegra 3)を搭載したハイエンドスマホ。カメラは1630万画素に強化され、独自の「パーフェクトチューニング」で鮮やかな写真を撮れる。2月中旬発売予定。 詳細記事 写真記事
ELUGA X P-02E 5インチフルHD液晶を搭載しながら幅68ミリに抑えた。防水、おサイフ、ワンセグ、赤外線などはもちろん、NFC、NOTTV、おくだけ充電にも対応した“全部入り”。DIGAの録画番組を持ち出せる「ELUGA Link」も利用できる。1月30日発売予定。 詳細記事 写真記事
Xperia Z SO-02E 海外で発表されたXperia Zの日本向けモデル。5インチフルHD液晶や2330mAhバッテリーを搭載しながら厚さ7.9ミリを実現。背面のガラスパネルや側面のアルミ製電源キーなどデザインにもこだわった。NFCにも対応。2月9日発売予定。 詳細記事 写真記事(外観編)写真記事(ソフトウェア編)
Optimus G Pro L-04E 5インチフルHD IPS液晶や3000mAhの大容量バッテリーを装備したモデル。ガラス面とタッチセンサーを一体化することでタッチの感度が向上した。複数のアプリを同時に表示する機能や、イン・メインカメラで同時に映像を録画できる機能も用意。4月上旬発売予定。 詳細記事 写真記事
Ascend D2 HW-03E LTE Category 4に対応し、国内最速の112.5Mbpsでの通信が可能。4.7インチHD液晶やクアッドコアCPUを備え、おサイフケータイや防水にも対応。防滴タッチパネルによって濡れた手でも操作しやすい。4月上旬発売予定。 詳細記事 写真記事
MEDIAS W N-05E 4.3インチのディスプレイを2つ搭載。本体を開くと5.6インチに拡張され、タブレットのように使える。2つのアプリを別々に開いたり、ブラウザを1画面で大きく表示させたりできる。閉じた状態は幅64ミリとスリム。4月中旬発売予定。 詳細記事 写真記事
withシリーズ AQUOS PHONE EX SH-04E 女性がメインターゲットながら、HD液晶、クアッドコアCPU、1310万画素カメラを搭載するなど高いスペックを持つ。幅は64ミリと細く、ボディ下部の透明フレームにはイルミネーションが美しく光る。1月25日発売予定。 詳細記事 写真記事
MEDIAS X N-04E MEDIASシリーズのハイエンドモデル。4.7インチのHD有機ELやクアッドコアCPU、1310万画素カメラを搭載。ディスプレイの青色をカットする目に優しい「ブルーライトカットモード」や、おくだけ充電に対応。2月下旬発売予定。 詳細記事 写真記事
タブレット Xperia Tablet Z SO-03E 10.1インチのワイドUXGA液晶を搭載した防水・防塵タブレット。10インチ以上のタブレットでは世界最薄の6.9ミリ、また国内最軽量の495グラムを実現。独自のバーチャルサラウンド技術や、裏面照射型CMOSセンサーのカメラを採用。3月中旬発売予定。 詳細記事 写真記事
dtab ドコモのスマホと連携してdマーケットのコンテンツを利用できる、ドコモブランドのタブレット。Wi-Fi版のみなので、追加の通信料は不要。OSはAndroid 4.1で、10.1インチディスプレイやクアッドコアCPUを備える。3月下旬発売予定。 詳細記事 写真記事
ジュニア スマートフォン for ジュニア SH-05E 主に小学生をターゲットにしたスマートフォン。有害サイトのブロックや電話の発信制限、防犯ブザーなど、子どもが安心して使える機能が充実。Xi、デュアルコアCPU、1210万画素カメラなどスペックも十分。学習アプリやゲームアプリをプリインする。2月1日発売予定。 詳細記事 写真記事
Wi-Fiルーター モバイルWi-Fiルーター HW-02E LTE Category 4の下り最大112.5Mbpsの通信に対応したモバイルWi-Fiルーター。5秒の高速起動が特長。ディスプレイから通信量、SSID、パスワードなどを簡単に確認できる。GSMローミングにも対応。3月中旬発売予定。 詳細記事
その他 SmartTV dstick テレビにHDMI接続することで、dビデオ、dアニメストア、dヒッツのコンテンツをテレビで楽しめる。スマートフォンであらかじめコンテンツの契約をしていれば、追加の料金は不要。スマホやタブレットからリモコン操作も可能。 詳細記事

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