UI(ユーザーインタフェース)も基本的にはXperia AXと同じ。ホームのUIはXperia独自のものを1種類プリセットしている。通知バーの表示項目が従来機よりも拡張されており、Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ通信、画面の明るさ、マナーモード、テザリング、GPS、機内モード、画面回転、設定の10項目が用意される。スクリーンショットは電源キー+音量ダウンキーの同時押しのほか、電源キー長押し後のメニューからも可能だ。Xperia AXでは、タスクキーを押して現れる最近使ったアプリ一覧に下に、電卓やメモなどのスモールアプリのショートカットが用意されているが、Xperia VLではスモールアプリは用意されていない。発売時期がAXより早いためかもしれないが、アップデートでの対応に期待したい。



通知バーには5個×2行の計10個のショートカットが表示される(写真=左端)。ホーム画面上でピンチインするとウィジェットがふわふわ浮かびながらサムネイル表示する。ウィジェットをタップすると、そのウィジェットが設置されているページにジャンプする(写真=左中)。最近使ったアプリ一覧。Xperia AXのスモールアプリは使えない(写真=右中)。電源キー長押し後のメニューからもスクリーンショットを撮れる(写真=右端)

OSバージョンはAndroid 4.0.4(写真=左)。展示機の内蔵メモリ。主にアプリを保存する「本体メモリー」と、画像、動画、音楽などを保存する「内部ストレージ」に分かれている。本体メモリーの空き容量は3.63Gバイト、内部ストレージの空き容量は8.17Gバイトだった(写真=中、右)カメラは1300万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。「プレミアムおまかせオート」に対応しており、従来のシーン自動認識に加え、明るい・暗い写真を合成するHDR撮影や、暗いシーンで4枚の写真を合成するといった撮影を自動で行ってくれる。9種類のピクチャーエフェクトをサムネイル表示してプレビューできるのもXperia AXと同じだ。
ソニーのネットワークレコーダー「nasne」や、今後発売予定のソニーのBlu-ray Discレコーダーに録画した番組を、Xperia VLに転送して持ち出せる「ワイヤレスお出かけ転送」も利用できる。ケーブルを介さずWi-Fi対応テレビにXperia AXの表示内容を出力できる「Screen mirroring」については、後日アップデートで対応する。Xperia AXは当初からScreen mirroringを利用できるため、Xperia AXの発売時と同じタイミングで対応する可能性が高い。
auのLTEスマートフォン共通の仕様だが、Xperia VLではLTEをオフにして3G(CDMA)のみで通信することも可能。これはXi対応のXperia AXにはない設定だ。バッテリー消費を抑えたいときに有効かもしれない。
4G LTE対応:アークボディの“全部入り”Xperiaがauにも登場――「Xperia VL SOL21」
withシリーズ:アーク形状のボディにLTE、NFC、日本仕様をフル装備――「Xperia AX SO-01E」
写真で解説する「Xperia AX SO-01E」(外観編)
写真で解説する「Xperia AX SO-01E」(ソフトウェア編)
CEATEC JAPAN 2012:Xperia AXの予習にXperia Vを体験、T/TX/Jも試せる――ソニーブース
Sony Mobile、「Xperia T」「Xperia V」「Xperia J」など4機種を発表
Sony Mobile、海外市場向け防水スマホ「Xperia go」「Xperia acro S」を発表
防水仕様のデュアルコアCPU端末、高速起動の12メガカメラ搭載――「Xperia acro HD IS12S」
写真で解説する「Xperia acro HD IS12S」
KDDI、「Xperia acro HD IS12S」を3月10日から順次発売
au初のXperia――“撮る、観る”に注力、日本向け機能搭載の「Xperia acro IS11S」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.