PC USER Pro

ハイエンドPCとワークステーションの境界線を考える:元麻布春男のWatchTower(2/2 ページ)

» 2009年04月07日 11時11分 公開
[元麻布春男,ITmedia]
前のページへ 1|2       

高度なノウハウを備えたワークステーションの低価格化が進む

Xeon 5500番台のプラットフォーム

 ワークステーションで利用されるOSの主流がUnixからWindowsへと移り変わり、CPUもかつてのRISCがx86に置き換えられるにつれ、もはやハイエンドのPCとワークステーションで違いはなくなってしまったように思いがちだ。確かにこれは、ハードウェアのスペック表だけを見る限り、間違ってはいないかもしれない。だが、ワークステーションには、長時間にわたり持続的に高性能を発揮させるために不可欠なボディ設計や冷却の工夫など、単にスペックを高めただけではないノウハウが注ぎ込まれている。Z800は、それを実感させてくれるワークステーションだ。

 逆に、ワークステーションを支えるコンポーネントの多くがPCと共通化、あるいはPCにルーツを持つ技術をベースにするようになったことのメリットに低価格化が挙げられる。内部スペックだけでなく、電源ユニットや冷却ファン、剛性が高く、メイテナンスのしやすいボディなど、さまざまな工夫が凝らされたZ800シリーズだが、最小構成の価格は21万円台からとなっている。この構成はOS(32ビット版Windows Vista Business)を含むものの、グラフィックスを含まないが、上述の通りグラフィックスオプションは1万円台から用意される。ハイエンドPC、特にSkulltrailプラットフォームをベースにしたものなどに比べれば、かなりお得感が漂う。そういう意味では、ハイエンドPCを検討している個人ユーザーにも、十分魅力的な選択肢となり得るのではないだろうか。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  2. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  6. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー