ジャカルタで「Telkomsel」と「XL」の通信速度を比べちゃった:海外プリペイドSIM導入マニュアル番外編(1/3 ページ)

» 2011年08月16日 17時21分 公開
[長浜和也,ITmedia]

空港で買うなら到着ゲートを出る前に確保せよ

「海外プリペイドSIM導入マニュアル」バックナンバー

 インドネシアといっても、その領土はスマトラ島からニューギニアの西半分までと広い。なので、“海外プリペイドSIM導入マニュアル インドネシア編”とはいっても、ここで紹介するのは、私が実際に3Gデータ通信を利用したジャワ島のジャカルタに限った話になる。

 ただ、インドネシアのプリペイドSIMカード事情や3Gデータ通信事情について“日本語で読める”情報は、意外と充実している。その中でも、個人のブログ「shimajiro@mobiler」は、2011年5月時点におけるインドネシアで利用できる主なプリペイドSIMカードの紹介からデータ通信の料金プラン、購入した経験談など、「これがあれば、この記事いらないじゃないの」と思ってしまうほどに、利用者の目線でまとめられている。

 その、shimajiro@mobilerでも紹介されているように、ジャカルタの国際空港(ジャカルタ スカルノ・ハッタ国際空港)から入国して最も早くプリペイドSIMカードが購入できるのは、預けた荷物をピックアップするエリアにある「CELLULAR KING shop」だ。もし、同行者や到着ゲートで待ち合わせしている知り合いを待たせておけるならば、ここでプリペイドSIMカードを購入しておくのがいい。

 ただ、同行者がプリペイドSIMカードの必要性をまったく感じていなかったり、到着ゲートの外側に迎えの人が待っていて、しかも、約束の時間からだいぶ遅れていたりすると(インドネシアは入国時にビザの取得が求められるが、ほとんどの入国者はこの手続きを入国審査カウンター前で行う。そのため、入国審査が終わるまでとても時間がかかってしまうのだ)、まずは、到着ゲートから外に出て待ち合わせの人と合流してから、プリペイドSIMカードを購入しようと思ってしまうかもしれない。

 ジャカルタ スカルノ・ハッタ国際空港には、到着ゲートの外にもプリペイドSIMカードを扱っているショップがある。だが、そこで購入できるプリペイドSIMカードの種類には限りがあって、例えば、インドネシアで最も普及している移動体通信事業者のTelkomselでは、通話もできる「simPATI freedom」しか扱っていない。価格は5万ルピアだが、購入した状態で3Gデータ通信として利用できるのは、無料でついてくる5000ルピア分のフィーだけになる。

 市内でもプリペイドSIMカードを購入でいる場所は多い。外国人向けホテルの中にあるショップでも扱っているし、大規模ショッピングモールであれば、通路にある屋台でも扱っている。

ジャカルタで最大規模といわれるIT関連ショッピングモール「ITC」には(写真=左)、各フロアのいたるところにプリペイドSIMカードを扱っているショップや屋台がある(写真=中央)。この「GOLDEN CELL」では、私のスマートフォンを預けたショップのスタッフが30分間ほど姿を消してしまった(写真=右)

 インドネシアでは、プリペイドSIMカードを購入するときに必要な認証と開通の手続きが複雑なので、ほとんどのショップで代行してくれる。ただ、その操作が簡単ではないため、慣れないスタッフに当たると、別なショップに駆け込んで作業をしてもらうため、約30分ほど待たされることになる(経験者談)。

 なお、海外でプリペイドSIMカードを購入する場合、普通なら身分証明のためにパスポートを提示が求められるが、ジャカルタのショップではそのようなことはなかった。2009年にジャカルタやバリ島であったテロ事件以降、プリペイドSIMカードを購入するユーザーの身分証明が厳しく求められるようになったというが、どうも、そのあたりが「パスポートなしでショップスタッフによる認証と開通の手続き代行作業」と深く関係しているそうだ。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月30日 更新
  1. 有機EL&タッチ対応の新型「MacBook Pro」発表 デザインを全面刷新、“光るAppleロゴ”も復活 (2026年10月29日)
  2. Amazonが新AIアシスタント「Alexa+」の日本語版をリリース 「Amazon プライム」会員なら追加料金なしで利用可能 (2026年10月29日)
  3. スマホやPCにいる“推し”を手元に――ソニーのコンパクトな空間再現ディスプレイ「ELF-MN1」は今までと何が違う? 実機を体験して分かったこと (2026年10月29日)
  4. Amazonが新型「Echo Dot」を発売 液晶ディスプレイ付きスマートクロック「Echo Time」も新登場 (2026年10月29日)
  5. Apple、M6チップの新型「iMac」発表 CPU/GPUを最大12コアに強化、AI処理はM4の最大5倍 24万9800円から (2026年10月27日)
  6. M6チップの新型「14インチMacBook Pro」登場 CPUとGPUが12コアに、バッテリー駆動はMac史上最長の24時間 (2026年10月27日)
  7. 有機ELの新型「iPad mini」発表 A20 Pro、IP67対応、8.5型に大型化して11万9800円から (2026年10月26日)
  8. 約260gの軽量化! 15.6型×2画面の変幻自在ディスプレイ「LCD15HC-IPSDUAL2」を使って分かったこと (2026年10月28日)
  9. 増えたボタン+新しいホイール=仕事にも便利! Razerの新型ワイヤレスゲーミングマウス「Basilisk V4 Pro」を試す (2026年10月29日)
  10. Google「Fitbit Edge」先行レビュー Fitbit AirやPixel Watch 5との違いと選び方を解説 (2026年10月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー