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» 2011年06月23日 11時15分 UPDATE

「1日約80円」で海外定額データ通信:海外プリペイドSIM+無線LANルータ導入マニュアル──「フィリピン・マニラ」編 (2/2)

[山根康宏,ITmedia]
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プリペイドSIMとロックフリースマートフォンを使う方法

Globe プリペイドSIMカード用APN
APN http.globe.com.ph
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 SIMロックフリーのスマートフォンやデータ通信端末、無線LANルータを所持しているなら、もちろんプリペイドSIMカードだけを入手して使ってもよい。プリペイドSIMカードは、前述したようにショッピングセンターや携帯関連ショップのほか、コンビニエンスストアなどで販売されている。

 今回はイー・モバイルのSIMロックフリー端末「WiFi SPocket (S31HW)」を例に、GlobeのプリペイドSIMカードを使ってみよう。GlobeのプリペイドSIMカードのAPN(Access Point Name)設定は右記の通りだ(Pocket WiFi Sなど、端末のAPN設定方法は省略する。分からない人は当連載「海外プリペイドSIM+無線LANルータ導入マニュアル」のバックナンバーを参照してほしい)。

 APN設定後は、データ定額プランの申し込みをしよう。プラン申し込みと同時に料金がプリペイド残高から一括で引き落とされるため、あらかじめプリペイドSIMカードに一定金額以上の残高を追加しておく必要がある。残高の確認はGlobeのプリペイドSIMカードを入れたPocket Wi-Fi Sから電話番号「222」宛に「BAL」と書いたSMSを送ると自動返信されてくる。

 プラン申し込みに必要な残高がない場合は、残高追加カードを買って自分で追加する方法のほか、プリペイドSIMカードの購入直後なら(すぐSIMカードを入れて)、購入した店舗でリモートで追加してもらうこともできる(この方が楽だ)。


photophotophoto SIMロックフリーのスマートフォンなどを所持しているならプリペイドSIMカードを購入するだけでよい。8888宛に「BAL」で残高チェック、「SUPERSURF220」で5日プランを申し込める

 Globeのデータ料金定額プランは、50ペソ/1日(約91円)、220ペソ/5日(約404円)の2種類だ。プランの申し込みもSMSを使って行う仕組みで、電話番号「8888」宛てに、1日プランなら「SUPERSURF50」、5日プランなら「SUPERSURF220」と記入して送信する。

 5日以上滞在する場合は、6日目に(残高確認とともに)プラン申し込みのためSMS送信を再度行う(プランは自動更新されない)。


Smart プリペイドSIMカード用APN
APN smartbro
ユーザー名 (なし)
パスワード (なし)

 インターネット接続後は、基本的に使い放題だ。マニラ市内は一部建屋の奥などで2G接続になる場合もあったが、おおむねのエリアで3G接続が可能だった。

 ちなみに、前述したモデムセットを買った場合も、付属するSIMカードを差し替えればスマートフォンやデータ通信端末で利用できてしまう。APN設定はGlobeであれば上記の単体SIMカード設定値と一緒。Smartは右記の通りだ。

 プリペイドSIMカードだけではなく、フィリピンはモデムセットも大変安価に購入できるのがうれしい。訪問する予定のある人はぜひ現地で購入して活用して欲しい。


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山根康宏 :香港在住の携帯電話研究家。一企業の香港駐在員時代に海外携帯電話に興味を持ち、2003年に独立。アジアを中心とした海外の携帯電話市場の状況や海外から見た日本の携帯電話市場についてなど、海外の視点からコラムや記事を日本のメディアに執筆するほか、コンサルティング活動も行う。携帯コレクターとしても知られ、2008年は100台以上携帯電話を購入。所有する海外端末数は600台以上(2009年3月時点)。



「海外プリペイドSIM導入マニュアル」バックナンバー



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