カメラは510万画素CMOSを搭載し、手ブレ補正、顔検出、自動シーン認識、高感度撮影などに対応。約1.1秒の撮影間隔でスピーディに撮影し続けられる「クイックショット」や、最短約0.04秒間隔の連写機能も備える。「N-02C」などに採用されている撮影間隔約0.6秒の「瞬撮」には及ばないが、高速撮影は他のスマートフォンにはないメリットといえる。カメラ撮影時は端末の向きに応じて画面の向きも切り替わる。動画は1280×720ピクセルのHDサイズまでサポートする。
アドレス帳から、登録した人物ごとにTwitter、mixi、Facebookの更新情報を確認できるのも特徴の1つ。アドレス帳で「近況」にアクセスすると、最新の投稿が一覧で表示される。また、MEDIASならではのコンテンツとして、Googleアカウント設定などの基本操作を教える「初期設定ガイド」、お勧めアプリや壁紙、絵文字、効果音などを配信するポータルサイト「MEDIAS NAVI」も用意する。このほか、Office系ソフトを利用できる「QuickOffice」、アプリレビューをまとめた「andronavi」、Twitterクライアント「ついっぷる」もプリインストールしている。
MEDIASのチップセットは、Qualcommの第2世代Snapdragon「MSM7230」。クロック周波数は800MHzで、MSM8255やMSM8655の1GHzと比べると見劣りするが、ホーム画面やブラウザを操作した限り、動作は軽快で800MHzと1GHzの大きな差は感じなかった。バッテリー容量は1230mAh。説明員は「Android 2.1のSnapdragon(1GHz)搭載機と比べても動作速度やバッテリーの持ちは同等」と話していた。
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