ドライブユニットを外すと、マザーボードが現れる。CPUとチップセットにはヒートシンクが装着されており、2基のSO-DIMMモジュールを標準で搭載する。ノースブリッジとサウスブリッジの2チップ構成だったIntel 945GT Expressとは異なり、GeForce 9400Mでは1チップにまとまっているのが分かる。
各パーツの配置は初代機から基本的に変わっておらず、それでいて高速化しているのは見逃せないところだ。最後に余談となるが、Webサイトなどでは分解が面倒という指摘が目につくMac miniだが、実際に分解して思うのは、開腹作業よりも上面のカバーを元に戻す最終段階が意外と難しいということ。分解よりも復元作業が面倒なのはMac miniに限った話ではないが、ドライブやメモリの換装を行う場合には覚えておいて損はないと思う。
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