PC USER Pro

改めて注意! 「8.1 Update」非適用のWindows 8.1はすでにアップデート対象外鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8.1 Update」(2/2 ページ)

» 2014年06月19日 11時00分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Windows 8.1は8の“Service Pack”という扱いだが、8.1 Updateは?

 ここで「あれ? Windows OSって提供開始から5年がメインストリームサポートで、さらに5年が延長サポートの計10年がサポート期間なのに、最新OSのWindows 8.1はサポートがもう止まっちゃうの?」という疑問があるかもしれない。

 2014年4月9日に一般向けのサポートが完全終了したWindows XPを例外とすれば、前述の5年+5年の10年ライフサイクルが基本であり、Windows 8であれば2012年10月の提供開始だから、メインストリームサポートは2018年1月、延長サポートは2023年1月までのはずだ。

 だがこれとは別に、Windows OSには「Service Packサポート」という期間が設定されており、「次のService Packが提供されてから24カ月(2年間)で前のService Packのサポートが終了する」というルールがある。つまりメインストリーム+延長という本来のサポート期間を享受するためには、最新のサービスパックを適用してOSを最新状態に保つ必要があるというわけだ。

Windows 8.1のサポートライフサイクルはWindows 8と同じとされているが、Windows 8.1 Update(画像はWindows RT 8.1 Update)を適用しないと、今後の最新アップデートを受け取れなくなってしまう

 これはWindows 8/8.1にも当てはまり、その旨は「Windows 8.1 サポート ライフサイクル ポリシー FAQ」にまとめられている。「Windows 8.1のライフサイクルはWindows 8と同じものが適用される」とあるように、ここで分かるのは「Windows 8.1はWindows 8のService Packと同じ扱い」という点だ。

 この日本語版FAQだと微妙に文章が欠落しているので英語版を参照すると、「With the General Availability of Windows 8.1, customers on Windows 8 have 2 years, until January 12, 2016, to move to Windows 8.1 in order to remain supported.」という一文が確認できる。

 つまりWindows 8ユーザーのWindows 8.1への移行猶予は2016年1月12日であり、これはWindows 8.1の一般提供から2年という期間設定だということだ。「2年」の部分からも分かるように、「Windows 8.1はWindows 8におけるService Pack」の扱いになっている。

Windows 8.1 Updateで複雑化するWindowsのライフサイクルポリシー

 一方で今回のWindows 8.1 UpdateがService Packに該当するのかどうか、現時点では不明な部分はあるが、LeBlanc氏の説明や実際の扱いを見る限り、おそらくはService Packに近い性質のものと考えられる。

 ただし、従来のService Packと比較すると短い期間(約半年)での提供であることや、今後次々とWindows 8.1 Updateの最新バージョンを提供していくことをMicrosoftが表明していることを合わせると、ライフサイクルポリシーで示されるサポート期間がより短く切られていく印象がある。

 実際、Windows 8のサポートは2016年1月まで継続する一方で、Windows 8.1 Updateを適用しないWindows 8.1へのアップデート提供はストップするわけで、この辺りのポリシーを一度分かりやすく整理してほしいところだ。


「鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8」」バックナンバー


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月27日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  3. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  4. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  5. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  6. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  7. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  8. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
  9. 東レの最新カーボン技術で約999gと長時間バッテリーを両立させた“法人向けLAVIE”が登場 ブランド統一の背景とは (2026年07月23日)
  10. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー