「Internet Explorer 11は、Chromeより速い」 Windows 8.1説明会でアピールWindows 8.1製品説明会

» 2013年10月11日 22時35分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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「Internet Explorer 11」はパフォーマンス向上かつWeb標準を推進

photo Internet Explorer 11の特徴

 Windows 8.1には、Webブラウザの最新版「Internet Explorer 11」(以下、IE 11)が含まれる。

 IE 11はパフォーマンス向上のほか「Modern UIでの複数画面分割表示」「Modern UIで複数画面のウインドウサイズを変更」「タブをURL欄に近い下段へ移動」「複数の機器での(クラウドサービスを介した)タブ共有」「デスクトップUI版IEとお気に入りを共有(Windows 8ではできなかった)」「スタート画面へのライブタイル表示に対応」「閲覧モードを用意」「WebGLサポート」などの新たな機能を加え、Web標準への対応もいっそう進められた。

 複数の画面(あるいはWindowsストアアプリ)を分割表示する機能はWindows 8.1のModern UIにおけるかなり大きな刷新部分の1つ。Modern UI版IE 11は複数(デモ機のフルHDディスプレイ搭載Surface Proでは最大3分割)のWebサイト画面をそれぞれ表示できるようになり、表示情報量を増やしつつサイト内容の比較なども行いやすくなる。また、電話番号の文字列を識別し、クリック→Skypeで発信といった便利な連携もできるようになった。


photophotophoto 複数のサイトを分割表示できるようになった。電話番号文字列よりSkype発信といった連携機能も実装した
photophotophoto 目線の移動量を少なくする目的でタブは下段に移動(写真=左)。Web記事を読みやすくする「閲覧モード」も備える。URL欄右端の本アイコンで閲覧モードに自動整形して記事を表示する(写真=中央、右)
photophoto Webブラウザ上での3Dレンダリングを可能にする標準仕様WebGLもサポート。GoogleのWebGLサンプルページ(http://webglsamples.googlecode.com/hg/aquarium/aquarium.html)を示し、「IE 11は、Googleのサンプルページに最適化されていると思われるGoogle Chromeより速い」(日本マイクロソフトの溝口氏)とパフォーマンスへの自信をのぞかせた


「鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8」」バックナンバー

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