Windows 8.1には、Webブラウザの最新版「Internet Explorer 11」(以下、IE 11)が含まれる。
IE 11はパフォーマンス向上のほか「Modern UIでの複数画面分割表示」「Modern UIで複数画面のウインドウサイズを変更」「タブをURL欄に近い下段へ移動」「複数の機器での(クラウドサービスを介した)タブ共有」「デスクトップUI版IEとお気に入りを共有(Windows 8ではできなかった)」「スタート画面へのライブタイル表示に対応」「閲覧モードを用意」「WebGLサポート」などの新たな機能を加え、Web標準への対応もいっそう進められた。
複数の画面(あるいはWindowsストアアプリ)を分割表示する機能はWindows 8.1のModern UIにおけるかなり大きな刷新部分の1つ。Modern UI版IE 11は複数(デモ機のフルHDディスプレイ搭載Surface Proでは最大3分割)のWebサイト画面をそれぞれ表示できるようになり、表示情報量を増やしつつサイト内容の比較なども行いやすくなる。また、電話番号の文字列を識別し、クリック→Skypeで発信といった便利な連携もできるようになった。

Webブラウザ上での3Dレンダリングを可能にする標準仕様WebGLもサポート。GoogleのWebGLサンプルページ(http://webglsamples.googlecode.com/hg/aquarium/aquarium.html)を示し、「IE 11は、Googleのサンプルページに最適化されていると思われるGoogle Chromeより速い」(日本マイクロソフトの溝口氏)とパフォーマンスへの自信をのぞかせた
「Windows 8.1 Preview」ファーストインプレッション──バックエンドでの細かい変更が目立つ
DSP版Windows 8.1が予約開始、特典付きの発売記念パックも“8001本”販売
「Windows 8.1」パッケージ版価格決定、1万3800円から
Windows 8.1は10月17日公開
本田雅一のクロスオーバーデジタル:「Windows 8.1」の“納得感”と今後の課題
日本MS、Windows 8.1+機器ビジネスを強化──「チャレンジャーとして挑む」
Windows 8/8.1のすべてCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.