最新記事一覧
スマートフォンやSVODの普及で大きく変わりつつあるテレビ市場。4KやHDRはどうなる? 8Kテレビは中国が中心に? メッセ・ベルリン主催の「Global Press Conference」(GPC)で披露されたgfkやiHSの調査データを元に、AV評論家・本田雅一氏が市場を分析する。
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メッセ・ベルリン主催の「Global Press Conference」(GPC)が今年も開催され、GfKなどからいくつかの市場トレンドが示された。中でも興味深かったのが、中産階級人口のグローバル市場における”シフト”である。
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なぜ今、楽器メーカーであるギブソンが日本の老舗オーディオメーカーを傘下に収めているのか。そこには「なるほど」と膝を打つ、彼らなりの戦略があった。
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過去10年間で急激に変化したアジアのモバイル端末市場。スマートフォン躍進の影に隠れ、存在感の薄れていたノートPCは……。Gfk Asia Pacificのアナリストが紹介した興味深いデータを分析してみよう。
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「IFA」のプレビューイベントが開催された。今回は、4Kを中心とした映像分野の製品・市場トレンドについて、ディスプレイパネルの市場動向や製品動向を交えつつ分析していこう。
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今回は4Kテレビと4Kコンテンツを再生する装置の接続に関する話をしたい。すでにご存知の方もいるだろうが、ここには1つ“落とし穴”があるからだ。落とし穴は存在が分かっていれば、避けることもできる。
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「IFA Global Conference」の番外編として欧州を中心としたテレビメーカーの動向を紹介しよう。あまり馴染みのないメーカーばかりだが、日本メーカーとは全く違う方向性が面白い。
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この春の4Kテレビ新製品で個人的に注目しているのが、東芝「Z9X/J9X」シリーズだ。手が届く価格帯と画面サイズながら、画質面と機能面の両方が充実した“全部入り”のモデルといえる。
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パナソニック、東芝、ソニーが相次いで4Kテレビを発表した。各社が取り入れた最新技術トレンドを俯瞰(ふかん)するとともに上位機の画質をチェックしていこう。
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「Hulu」の国内事業が日本テレビ放送網に譲渡されることが発表され、さまざまな驚きの声があがっている。民放各局のネットワークサービス事業あるいは番組編成の担当たちは、驚きつつも意外に落ち着いている。
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なぜソニーはVAIO部門を売却し、テレビ部門は100%小会社として残すのだろうか。今回の決断は、1月の「International CES」前までに決められた可能性が高い。
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4Kに関しては、単に表示を行う側のテレビにも、まだやらなければならないことがいくつかある。今回は、まもなく米ラスベガスで開催される「International CES 2014」を控えての注目点について話を進めよう。
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4Kテレビについて尋ねられるとき、必ず聞かれるのが「本当に必要なのでしょうか?」という質問だ。しかし、必要か、必要でないかという視点は、実のところあまり適切ではないと思う。
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4Kという大きなトレンドの中で埋もれてしまっている製品がある。それがパナソニックのビエラ「VT60シリーズ」だ。「4Kじゃないんだよね」ということで影に隠れてしまっているが、総合的な動画画質としては捨てがたい魅力がある。
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50インチ以上の話題といえば、なんといっても4Kテレビだろう。その中には、映画BDなどを再生したとき、解像度の高いパネルを確実に生かすためのシカケを持った製品が存在する。
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40インチ台で“甲乙つけがたい”のが、ソニーのブラビア「W900Aシリーズ」と東芝レグザの「Z7シリーズ」。ただし甲乙つけがたいのは総合力であって、個々の個性はまったくといっていいほど違う。
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以前、フジテレビが深夜枠でボーカロイドをテーマにした番組を流すという話を書いた。ドワンゴが企画に絡んでいると聞いていたので、ニコニコ動画とテレビ番組のコラボレーションがあると面白いな、と思ったのだ。しかし……?
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映画やサッカーをテーマにしたテレビ局のセカンドスクリーン企画が続々と登場している。放送と通信サービスのコラボレーションは何を生み出すのか?
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”ハリー・ポッター祭りをやっている”ことを、約半年もの間、視聴者に忘れずにいてもらうためにはどうするか? 日本テレビ「金曜ロードSHOW!」が新しい試みを始めた。
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今回のCESで感じたのは、まだまだ”これからのキーワード”である、4K2Kという言葉が、実際のビジネスが盛り上がってくる前からインフレを起こしていたことだ。すでに中国メーカーまで大々的に訴求を始めている。
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最後はやはり“スマートテレビ”について触れざるを得ない。昨年からスマートテレビが話題だが、筆者は“スマート”とは何か? について、商品性も必要な機能も将来像も、なんら確信を持てずにいる。
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テレビを映画などの映像作品を楽しむ”ディスプレイ”と捉えた場合と、放送中心で娯楽の窓として捉えた場合では製品の評価が変わる。今回は前者をメインに2012年の製品を解説していこう。
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2012年の国内向けテレビ業界で、真っ先に名前を挙げたいのは東芝だ。テレビ市場の冷え込みなどネガティブなニュースが続いた今年、4K2Kや全録など“大きな声を上げているのは東芝ばかり”という状況が続いた。
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4Kアップコンバート用の超解像技術もメーカーによってアプローチが異なるようだ。パナソニック「DMR-BZT9300」の4K出力とソニー「VPL-VW1000ES」の内蔵4Kアプコンを比べてみると、意外な結果が出た。
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前回から少し時間が空いてしまったが、CEATECに出展していなかった韓国メーカーの動向を詳しく紹介しつつ、他方で4Kテレビに注目が移りつつある状況を整理してみよう。
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年末に向けたショーケースとして重要な位置を占めるようになった「IFA 2012」。国内メーカーが披露した4Kテレビとともに注目を集めたのが、サムスンやLG電子の有機ELテレビだった。
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動画を見るデバイスとして台頭してきたスマートフォン。中でも「AQUOS」ブランドを冠したシャープ「SH-10D」は、「NOTTV」などのコンテンツも楽しめる注目機だ。その実力を本田雅一氏がAV評論家の目線でチェック!
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今年が始まる頃、9月以降にはアップルがテレビを発売すると信じられていた。しかし、9月が目前に迫ったこの時期、どうやら今年(そして来年の前半も)の発売はない、ということが明らかになってきた。
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前回、中国や韓国は3Dの映像制作や放送といった技術が育つよう、国家戦略として支援しているという話を書いた。とくに韓国の場合は輸出を前提にした産業育成の意味合いが強く、世界の放送市場に入り込むことが大きな目的になっている。
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「追加の放映権料が不要なのに、3Dの映像フィードをネットでも放送波でも出さないNHKの対応はひどい」という意見をいただいた。しかし、突き詰めて考えると、NHKに責任を押しつけるのは適当ではないと筆者は思っている。
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以前、ウィンブルドンやロンドンオリンピックを3D生中継しない主要先進国は、実のところ日本ぐらいなものだと書いた。では、なぜそんなことになっているのだろう?
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テレビという商品はあまりにも身近で、「みんな知っている」ことを前提で議論を始めると、大抵は話がすれ違う。なぜなら、テレビという製品の捉え方は、人それぞれ、かなり異なるからだ。
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「JoinTV」が、7月20日の「金曜ロードSHOW!」で初のゴールデン&全国放送進出を果たす。アニメ映画「サマーウォーズ」の世界観とFacebookの接続を、JoinTVを用いて行うというものだ。
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フジテレビの「テレコアプリ」と日テレの「wiz tv」は似て非なるもの。両アプリの位置づけを見直すと、これから先のことも少し見えてくると思う。
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「IMC TOKYO 2012」では、テレビ放送各局が、スマートフォン連携に関する提案を行なった。中でも個人的に興味深く見ていたのが、フジテレビの「テレコアプリ」と日本テレビの「wiz tv」だ。
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日本テレビ放送網が3月に試験サービスを行った「JoiNTV」。データ放送を使った枠組みということで、多くの人が”馬鹿にしている”のだが、実態を見返すと、とても馬鹿にはできない、というのが現状である。
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前回のNTT西日本「光ボックス+」に続き、KDDIが今夏にトライアルを開始するという「Smart TV Box」を読み解いていこう。
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NTT西日本が発売したセットトップボックス(STB)タイプのネット端末「光ボックス+」。ネット利用者の行動パターンを徹底的に分析したとい同社の戦略は?
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スタート直後から各局が新作ドラマをラインアップするなど、それなりに気合いの入った「もっとTV」。しかし、もともと無料で放送している番組に対し、消費者はどれだけの対価を支払えるだろうか?
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放送はスタートしたものの、準備不足で作り手側の戸惑いも若干感じられる「NOTTV」。ここでは、放送規格としてのモバキャスが持つ可能性を再確認してみよう。
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4月初旬、”従来のテレビ放送ではない新しいもの”が相次いでスタートした。携帯端末向けのマルチメディア放送局「NOTTV」(ノッティーヴィー)とテレビやレコーダー向けのVODサービス「もっとTV」(もっとテレビ)だ。
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先日ソニーが発表した新型“BRAVIA”(ブラビア)を視聴に適した環境でチェックできた。そこで今回は、珍しく新製品のインプレッションをお届けしよう。
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そもそも、”新生活”を送る新しい世代の人たちから見た”テレビ受像機”の意味は、30代以上の世代とは異なる。時間の使い方は多様化しているからだ。
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先週の記事が掲載された後、「イマドキの新生活ならノートPCだけでも十分じゃないか?」という意見をいただいた。そこで今回は、テレビチューナー搭載ノートPCや外付けチューナーユニットのオススメを紹介していこう。
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春といえば新生活シーズンということで、個室に適した小型テレビ選びのポイントを解説しよう。ただし、テレビの視聴スタイルは多様化しているため、製品ジャンルとしての「テレビ」にはこだわらない。
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約800万画素の4Kテレビに、3000万画素超のデジカメ画像を映し出して意味があるの? と思う人が多いようだ。前回に続き、そのあたりをじっくり解説していこう。
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約800万画素の4Kテレビに、3000万画素超のデジカメ画像を映し出して意味があるの? と思う人が多いようだ。今回はそのあたりをじっくり解説していこう。
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テレビを取り巻く技術の面では、デジタル写真への対応をさらに高めていく準備は整っている。先日開催された「CP+2012」では、いくつかの興味深い提案が見られた。
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韓国メーカー2社は、「2012 International CES」のプレスカンファレンスで“テレビの画質”という側面に関して、あまり強く訴求しなかった。全面に押し出しているのは、あくまでもデザインだ。
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LG電子とサムスンがCESで展示した55V型有機ELディスプレイ。日本では出ないのでは? と思っている方もいるだろうが、すでに日本市場に参入しているLGはもちろん、サムスンも日本への再参入を計画している。
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7月のアナログ停波を機に国内のテレビ市場は一変した。昨年までの”儲からない”を超え、収益性の低い事業になってしまった。では来年、テレビ市場はどのように変わってくるのだろうか?
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ネットの口コミからブレイクした“Olasonic”(オラソニック)のスピーカー。かくいう筆者も以前はまったく知らなかったが、知人があまりにも強く「一度、聴いてほしい」というので、それならばとたずねてみた。
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ここ数年、テレビの話題にすっかり隠れていた家庭向けプロジェクター。しかし製品としての進化は継続しており、今年はかなり力の入った製品が登場している。高級機と普及機に分け、注目モデルを紹介しよう。
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先週の続き。各社のテレビを次々に視聴していくと、意外なところで素晴らしいテレビと出くわした。日立の“Wooo”「L46-S08」である。アルミボディーを得て洗練された外観とともに、「S-LED」によるローカルディミングに注目だ。
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毎年この時期は、すべてのメーカーが発売するテレビをチェックしてまわるのだが、今年の傾向としては、まず上位モデルと下位モデルへの二極化が挙げられるだろう。原因は昨年のエコポイント、今年の地デジ移行にある。
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12月に発売が予定されている東芝の“レグザサーバー”。忙しい人にオススメの全チャンネル録画だが、ほかにも全チャンネル分あるからこそのメリットがある。今回はレグザサーバーが持つ隠れた魅力を解説していこう。
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「CEATEC JAPAN 2011」では、4Kパネルの活用が1つのテーマになった。フルHDを表示するには当然アップコンバートと超解像処理などを併用することになるが、従来のアプコンと全く違う処理結果に思わずうなってしまった。
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日本における映像制作の主流はまだまだテレビ。テレビ局がインターネットに対して、ゆっくりとしか歩みを進めることができないのであれば、”自分でテレビ放送をネットワーク化”する手もある。
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ことテレビに関しては、海外と日本では製品の動向がまったく異なる。もともと、テレビには各地域ごとに放送を中心としたコンテンツの楽しまれ方に違いがあるからだ。その国の事情に合わせて進化するテレビについて考えてみよう。
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東芝が「IFA 2011」で発表した「55ZL2」は、4K×2Kパネルにアクティブレンチキュラーを貼付けた裸眼立体視対応テレビだ。しかし詳細に見ていくと、同社の目的はむしろ4K×2Kにあると分かる。
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わたしがスマートテレビの条件として提示したのは、新しいネットワークサービスへ柔軟に対応できること。そして動画のネット配信は、新しいフォーマットへの対応性も高い。
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「スマートテレビ」において重要なのは、新たなサービスに柔軟に対応できるかどうか。なぜなら、インターネット上で提供されるサービスが変化していく速度とテレビの買い替えサイクルを比較すると、前者の方が圧倒的に速いからだ。
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スマートテレビに関しては過去に2回、記事を掲載しているが、いま一度、スマートテレビというカテゴリーの認識について、大まかな意識の共有をしておきたい。自問自答の質疑応答形式で進めよう。
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「レグザエンジンCEVO」は、LSIを増やして処理能力を向上させることができるが、それはグラスレス3D機能のためだけではない。むしろ本命といえるのが、4K×2Kパネルでの高画質2D表示だ。
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「レグザエンジンCEVO」は、「メタブレイン・プロ」以来のコンセプトを引き継ぎ、より高いレベルを目指して足下を固め直したものだ。しかし、もう1つ、東芝が「CELL REGZA」で学び、レグザエンジンCEVOの設計に取り込んだことがある。
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今春、東芝“REGZA”の映像エンジンが変わった。「メタブレイン」から「レグザエンジンCEVO」への切り替えが示すものとは? 6年前、メタブレイン・プロに着目して広く紹介した本田雅一氏が読み解く。
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今回は、”スマートテレビ”という言葉をもう少し整理してみよう。この話は以前にも書いたが、いよいよスマートテレビをうたう製品が登場してもおかしくない状況になった今だからこそ、改めて復習しておきたい。
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スマートフォンの流行、iPadの人気とともに、タブレット型端末への注目度は急速に高まっている。そんなとき言われるキーワードは、決まって「もうPCなんかいらない」だ。はたしてそうだろうか?
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前回予告したとおり、ソニーの新型“BRAVIA”の3D表示について紹介していこう。新製品の「HX920シリーズ」は明るめの部屋でも十分にパワフルでダイナミックな3D表現が楽しめるようになった。
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昨年、エコポイント半減直前に私がコストパフォーマンスなら最高と伝えた日立コンシューマエレクトロニクスの“Wooo”。その後継機は、パネルなどのメジャーアップデートはないものの、それだけに熟成された印象を受ける。
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今年のテレビ上位モデルでは必須になると考えられる複数枚超解像を搭載したテレビが、東芝、ソニーと相次いで市場に投入された。このうちソニーのBRAVIA新製品に採用された「X-Reality PRO」を検証していこう。
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2011年春の薄型テレビは、非常に面白い素材がそろった。地デジ商戦最後の数カ月を戦うために、各社はさまざまな“持ち玉”を用意したからだ。
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前回のコラムで紹介したDECEの「UltraViolet」。実は日本のコンテンツオーナーは、IDにひもづけて複数デバイス、複数メディアで運用する柔軟なライセンス形態と販売を行う仕組みに対して、かなり前向きなのだそうだ。
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「2011 International CES」で印象的だったのが、ソニーの「Qriocity」(キュリオシティー)。日本では映像配信のみがスタートしているが、海外では音楽サービスも提供されている。
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スマートテレビとは、いったいどういう製品なのだろうか。分かっているようでいて、実はよく分からないのがスマートテレビだと思う。実のところ業界内でも共通の認識はないのかもしれない。
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毎年、各社がその年にどんな製品作りを目指しているかを示す場でもある International CES。しかし、今年は情報がやや錯綜(さくそう)しているように思えた。
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この時期、新しいテレビやプロジェクターを入手して、さて、年末年始にどんな映像を見ようかとワクワクしている方もいらっしゃることだろう。今回は、音と映像の質に特長のあるBlu-ray Discタイトルを紹介していきたい。
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国内メーカーは地デジへの移行完了後に高付加価値路線へとシフトしていくと思われる。可及的速やかに地デジ対応テレビを普及させることが目的だった今年と比べ、開発のモードは確実に変化するからだ。
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12月からエコポイントが従来の半額になるとあって、凄まじい勢いで売れたテレビ。量販店に話を聞いてみると例年の5倍以上の売れ行きだったという。
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エコポイントの付与ルール変更まであと10日あまり。今回は、単純に画質や機能だけでなく、製品の特長や実勢価格を拾いながらオススメのテレビを紹介していこう。
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今年日本で発売されている3Dプロジェクターは、すべてアクティブシャッター方式のメガネを使ったフレームシーケンシャル表示だ。個人的にはまったく期待していなかったが、実際の映像を見て考えが変わった。
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この年末、いよいよ家庭向け3Dプロジェクターが登場する。日本で発売される3Dプロジェクターは、すべてフレームシーケンシャル方式のアクティブシャッターメガネを用いたものだ。しかし、メーカーによって3Dの表示品位は驚くほど違う。
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もともと3D映画を家庭に届けるために作られたBlu-ray 3D規格なのに、対応ソフトが増えないのはなぜだろうか?
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先日、「CEATEC JAPAN 2010」が開催され、例年と同様に多くの来場者を集めた。今年は残念ながら、画質やディスプレイの性能に関する将来像を示す展示を見ることはできなかったが、進歩が止まっているわけではない。
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BSデジタル放送が開始した頃に発売されていた単体チューナー製品は、どれも放送を見るためだけの製品だった。しかし、これから登場するデジタルチューナーは、付加価値がたっぷり付いてくる。
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アナログ停波に向け、しばらくは安定した需要を生み出すと見込まれている単体デジタルチューナー。新機能の普及に向けた“仕込み”をするなら、今がチャンスだ。
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液晶対プラズマの議論が進展していくと、比較の軸が少しずれてきてしまうことがある。本来、方式の違いによる技術的特長の違いでしかないものが、商品の信頼性や将来性、機能性などに結び付けられるようになってくるのだ。
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プラズマと液晶を対比する上で、昔も今も変わらないことがある。それは、それぞれの方式が持つ長所や短所。視野角や動画性能、明るさ、省エネ性といった性能について、改めて比較してみたい。
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このところ液晶テレビに対するプラズマテレビのシェアが下がり始めており、またぞろ“プラズマの危機”を語る者が多くなってきた。しかし、彼らの多くは誤った数字の読み方をしている。
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日本ではいまひとつ定着していないが、“サウンドバー”と呼ばれる薄型テレビの下に置く一体型のスピーカーシステムが北米を中心に売れ始めている。その中には高価ではあるが、非常に心地良い音を提供してくれる製品がある。
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以前にもこの連載で触れたことがあるが、この話題には定期的に取り上げなければならないのかもしれない。それは薄型テレビの音質について、である。
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最後にわが家でのiPadの使い方についてお伝えしたい。iPadはリビングルームにおいて、快適にインターネットの情報にアクセスする情報ビューワーであり、DLNAのリモートコントローラーでもある。
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今後はテレビの楽しみ方が時間をかけて変わっていき、もっとパーソナルな楽しみ方をする人が増えるだろう。iPadのようなデバイスは、その可能性を高め、テレビ放送の広告的価値を相対的に下げるかもしれない。
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iPadは、ご存じの通り「iPod touchのサイズが大きなもの」に近いハードウェアの製品だが、テイストはやや異なる。シンプル操作と上質なUIで、ユーザーの使用感・体験を演出している。では、どのような利用シーンが適しているのだろうか。改めて考えてみよう。
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5月中に3Dテレビを発表するというシャープ。その試作機は、ほかの3Dテレビを知っている人なら確実に驚くであろう、明るさと鮮やかな色を持っていた。
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「3Dのプラズマは、デュアルスキャンになるので、従来の2Dパネルに比べてコストアップ要因を持っている」と書いたら、パナソニックの方に、「それが誤解を招くのでは」との指摘を受けた。
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「3D映画は薄暗くて楽しくない」 最近、そんな声を聞くことが増えた。明るさの問題だけで3Dの世界が色あせて見えるとしたら、それは業界全体にとってのマイナスだ。
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家庭用3Dプロジェクターが抱える問題は、やはり“明るさ”だ。では、1月の「2010 International CES」で発表されたLG電子の3D SXRDプロジェクター「CF3D」は、どのようにして問題を解決しているのだろうか。
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テレビの3D対応に比べると、プロジェクターの3D対応はとても難しい。「映画館ではちゃんと3D上映やってるじゃないか」という人もいらっしゃるだろうが、劇場用と家庭用では3D対応に関する事情が大きく異なる。
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来年のアナログ停波を控え、今年は最後の追い込み。薄型テレビ商戦の天王山ともいうべき、重要な年である。例年と異なり、春に3Dテレビを含むハイエンド製品が発表されているが、各メーカーは年末にもう1つの山を作らなければならない。
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3Dテレビが実用化に向かうきっかけとなったのは映画だったが、実際に3Dテレビが発売された後は、もっと日常的に3D映像を楽しめるチャンスを増やす必要があるだろう。
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現状、”3Dソフトがない”というのは大きな問題だ。しかし、この点に関して筆者はとても楽観的に考えている。では「なぜ楽観的なの?」という話を今回はしたい。
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あんまり3Dの話ばかり続いてしまうと、ちょっとばかり食傷気味になるかもしれないが、そろそろ製品としての3Dテレビが登場しそうだ。
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AVファンに朗報だ。今は高級BDプレーヤーにしか採用されていないHDMIの2系統出力が身近になるかもしれない。その理由は、3D対応の副産物?
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将来的に液晶テレビが3D表示の質を高めていくには、4倍速の240Hzでは足りないかもしれない。かといって、プラズマが理想の3Dディスプレイかと言えば、これもまた少しばかり事情が複雑だ。なぜなら……。
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前回は有機ELテレビが圧倒的に3D表示に適していると書いた。では、液晶とプラズマでは、どちらがより有利なのだろう。
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「2010 International CES」では、各社が3Dテレビを展示している。ソニーやサムスンは有機ELパネルを用いた3Dディスプレイを参考出展。そこで今回は、各社3Dテレビ展示機のインプレッションをお届けしよう。
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先週の2009年振り返りに続き、今週は2010年の薄型テレビ市場を予想してみよう。個人的に注目しているのは、録画機能付きテレビの進化についてだ。
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前編では今年のテレビのトレンドを振り返り、後編で来年に向けて期待される新しい技術やトレンドについて話を進めたい。2009年を振り返ると、もっとも躍進したメーカーは日立製作所だったと思う。
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プロジェクターについて話を進めてきた今回のシリーズ。最後はハイエンド製品を中心に、パナソニック、ソニー、ビクターの製品を取り上げていこう。
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今回は三菱電機の「LVP-HC6800」を中心に取り上げる。同機をオススメする理由は、その明るさが従来のホームプロジェクターを大きく超え、手軽に使いこなせるからだ。
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プロジェクターで映像を楽しむためには、スクリーンを準備し、スピーカーとプレーヤーも別に用意してと、さまざまな“儀式”が必要である。このあたりが面倒で、なかなかプロジェクターの世界に入ってこれない人もいる。しかし……。
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シャープの“LED AQUOS”には、機能面でも注目すべき点がある。それが「好画質(こうがしつ)センサー」。いわゆる自動画質調整機能の一種で、周囲の明るさや色温度を知った上で映像のバランスを整えてくれる。
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シャープが11月に発売する“LED AQUOS”「LX1シリーズ」は、なかなか完成度の高い製品に仕上がった。こう書くと、決まって「LEDバックライトと新型配向の液晶パネルが良いの?」とたずねられるのだが、正解は片方だ。
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「CEATEC JAPAN 2009」では、昨年のパナソニックに続き、ソニー、シャープ、東芝も3Dテレビを参考展示した。いくつかのメーカーは、すでに製品化をにらんで完成度をアピールするフェーズに入ったようだ。
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BDレコーダーをプレーヤーとして使いたいという需要は高く、各メーカーもBD再生に力を入れた製品をリリースしはじめた。では、高画質・高音質という切り口で見た場合、レコーダーはどこまでプレーヤーに近づけているのだろうか?
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前回まで低価格のBlu-ray Discプレーヤーを紹介してきたが、やはり1台で済ますことができるなら……という要望も根強い。そこで、ソニーとパナソニックが発表したBDレコーダー新製品を“プレーヤー視点”で検証する。
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今回は、夏休みネタとして、少々遊び心も含めつつ、タブレット型Macの真相について”あくまでも勝手に”予想してみたい。周囲から聞こえてくる情報を整理すると、これはいわゆるパソコンではないと思う。
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今回は、先週取り上げた低価格BDプレーヤーの中でオススメといえるパイオニア「BDP-320」およびパナソニック「DMP-BD60」を詳しく紹介していこう。
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つい半年ぐらい前まで、低予算でBDプレーヤーを入手しようと思えば、「プレイステーション3」を購入するのが一番の近道だった。しかし、現在では5万円を切る低価格BDプレーヤーも好みや予算に応じて選べる状況だ。
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今回は、東芝「REGZA」のおまかせドンピシャ高画質とソニー「BRAVIA」のシーンセレクト機能を紹介しよう。方法論は違ってもテレビのパフォーマンスを100%発揮させようというコンセプトは同じだ。
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日立製作所のWoooシリーズに搭載された「インテリジェント・オート高画質」は、一見、パイオニアや東芝と同じ手法に見えるが、実際の動作はかなり違う。どのメーカーのやり方が良い、というより、自動調整のアプローチが異なるのである。
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パイオニア「KURO」が先鞭をつけ、東芝「REGZA」も別アプローチで続いた自動画質調整機能。さらに日立製作所も春モデルから「インテリジェント・オート高画質」という名称で搭載した。このタイプの機能は今後、さらに注目されるものになる。
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パナソニックのNeo PDP技術を得て進化したプラズマ03シリーズ。ただし、最終工程で貼り付けられるカラーフィルターの仕様が異なるなど差別化も行っている。
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各社から発売された薄型テレビ、今年春の新製品をふかんしてみると、製品にもっとも大きな変更を加えたのは日立製作所だった。
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将来のバックライトはRGB LEDアレイが主流になるのだろうか? しかし世の中は別の方向に向かっている。液晶パネルベンダーの多くは、将来のバックライト光源として白色LEDを主流に据えようとしているのだ。
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“ローカルディミング”とは、液晶パネルの裏側に並べたLEDの発光量を個々に制御することでコントラストを高める方法。同一画面内の異なるエリアのコントラスト比を大幅に高めることができる。しかし、上手に制御しないと映像が不自然になるケースもある。
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北米の大型家電ショップに足を運ぶと、いつの間にかプラズマや液晶テレビといったカテゴリーに加え、「LED TV」というコーナーが出来上がっていた。実はこれ、LEDバックライトを採用した液晶テレビのことだ。
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不景気な話題が続くテレビ市場。今年は各社がさまざまな魅力的な機能をテレビに盛り込む“総力戦”となりそうだ。そうした中、画質面で注目したいのが液晶パネルの光沢仕上げ(グレア液晶)だ。
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前回のコラムで、ハリウッドの映画スタジオと話をしていると、「ダウンロード」がネットワークダウンロードを意味していないことの方が多いと書いた。疑問を感じるのも無理はない。筆者も最初は戸惑った。
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インターネットを日常的に使っていると、コンテンツのダウンロード購入のような流通モデルがすぐに普及するように思える。しかし映画業界というのは、インターネットを含むネットワーク産業とは、業界の構造も考え方もまったく異なる。
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もう何度目だろうか? 先週の「International CES 2009」では、再び映像のダウンロード配信ビジネスへの萌芽を感じさせる展示が行われていた。
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今年の年末商戦は、薄型テレビの販売価格が予想以上に下がった。そうした面だけを見ると、消費者にとってはよい年だったと思う読者もいることだろう。しかし、事情はかなり複雑だ。
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先週に続き、2008年の年末商戦における製品選びに関して、いくつかの視点で情報をまとめておこう。今回はBDレコーダーがテーマだ。
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景気後退が叫ばれる中、薄型テレビも中小型が多く売れているようだ。しかし、テレビといえば比較的長い寿命を持つ家電製品。なるべく満足度の高い買い物ができるよう、お勧め製品とその買い方の両面からテレビ選びのポイントを紹介しよう。
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今年の「KURO」シリーズは、コントラスト比が5倍に高まったことが強調されすぎている。確かに黒は沈んだ。もちろん、それは改善点に違いないが、KRPという型名になって最も変化したのは絵の質感だった。
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周知の通り、この年末に発売するモデルをもって、高画質で知られたパイオニア製プラズマパネルは新規開発が行われない。パナソニック製プラズマパネルの採用は、「KURO」シリーズにどのような影響を与えるのだろうか。
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高機能なBlu-ray Discプレーヤーを待っていた人たちにとって、この年末から来年春ごろには見逃せない新製品がいくつも登場する時期になりそうだ。今回は、ソニー「BDP-S5000ES」とパイオニア「BDP-LX91」を紹介しよう。
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前回紹介したソニー「BDP-S350」は、低価格ながら充分な動作速度を実現しているが、画質や音質ではより上位のモデルに譲る。中でもパイオニアの「BDP-LX71」は注目の製品だ。
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高コストパフォーマンスのBlu-ray Discプレーヤーといえば、「プレイステーション3」。いまだに進化を続けるPS3が“お買い得”であることは間違いないが、この冬は同じ価格帯に専用BDプレーヤーが登場する。
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今年9月末、日立製作所はプラズマパネルの生産から撤退すると発表した。さまざまな可能性を模索している同社だが、年末向けの製品を見ると1つの方向性は見いだしはじめているようだ。
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意欲的な新技術を投入し、液晶のシャープを体現させた新“AQUOS”XSモデル。今回は、スペックからは分かりにくい部分について、もっとも性格的に近い“BRAVIA”XR1シリーズと比較してみよう。
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先週の「CEATEC JAPAN 2008」では、テレビに関するさまざまな新発表や参考展示が行われた。このうち、個人的にもっとも注目したのが超解像処理。今後、この技術はどのように進歩していくのか?
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今回はまたBDレコーダーに話を戻そう。今回はレコーダーの本分である“番組を録画する”ことを中心に、ソニーとパナソニックの製品を比較してみよう。
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東芝が新“REGZA”シリーズに搭載した「レゾリューションプラス」は、超解像技術をCellへ実装したときに得られたノウハウをLSI化したものだ。今回はその“結果”について話をしていこう。
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今回から、勢いよく売り上げが伸びているBlu-ray Discレコーダーについて、いくつかテーマを立てて話をしていきたい。まずはH.264エンコーダーを用いたHD映像の長時間録画についてだ。
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バラエティーに富んだソニー「BRAVIA」中でも、発売時期が1カ月早い「XR1シリーズ」「X1シリーズ」は、製品レベルに近いところまで仕上がってきている。XR1シリーズの最新バージョンを先日見たが、従来の液晶テレビとは異なる次元にまで画質が向上していた。
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年末に向けた各社の“仕込み”が明らかになってきた。今週はパナソニック、ソニーと大手が続けざまに新製品を発表したが、通常のニュースからは見えない部分を、少しだけ補足的にコメントすることにしよう。
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9月になると家電業界は新製品が登場し始め、にわかに慌ただしさを増してくる。今回は各社の発表を前に薄型テレビの大まかなトレンドについて話しておきたい。
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米国の状況には及ばないものの、日本でも見たいBlu-rayソフトが増えてきた。そんな中から、いくつかの視点で気に入ったBDソフトを紹介していきたい。
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連載の趣旨とは異なるが、今回はカジュアルなオーディオイベントを紹介したい。「my-musicstyle」は、オーディオマニアではなく“音楽ファン”のための体験イベント。そのコンセプトに共感できる方も多いと思う。
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PCでデジタル放送を扱うメリットは、なんといっても“インテリジェンス”にある。ソニーのリビングPC「VAIO TP1」に搭載された「Giga Pocket Digital」を例に解説しよう。
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ソニーの「VAIO TP1」と富士通「FMV-TEO」は、どちらもデジタルテレビに接続する“リビングPC”だ。しかし、実際に使ってみると、製品コンセプトの差が大きく感じられた。
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Windows Vistaのデジタル放送対応が遅れたことなどで低迷を続けていた“テレパソ”。しかし、今年の夏モデルは今までと少し違う。
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ネットを介したコンテンツ流通は、今後もさらに増えていくだろうが、だからといって光ディスクビジネスがしぼむわけではない。映画会社でも新しい試みが始まっている。
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映像配信サービスで話題になったのが、任意団体だった「IPTVフォーラム」が有限責任中間法人として設立されたニュース。今回はその意義を考えてみる。
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ソニーが「プレイステーション 3」(PS3)向けの映像配信サービスを開始すると発表し、またもや「やっぱり映像のネットワーク配信が、既存の映像流通に取って代わる」と一部では話題になっているそうだ。しかし、話はそう単純な話ではない。
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テレビよりも趣味性がはるかに高いホームプロジェクターには、高画質かつ高価な製品もラインアップされている。最後に高級プロジェクターの現状についてまとめてみよう。
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先週はホームシアターの入門機として720pモデルをいくつか紹介した。しかし100インチクラスのスクリーンを考えるなら、やはりフルHD対応機を視野に入れたい。今回はフルHDプロジェクターの中で比較的低価格で、かつお勧めの製品を挙げていこう。
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先週は今年の夏がフロントプロジェクターの近年にない“買い時”と説明した。今週から具体的な製品を取りあげ、機能と特徴を紹介していこう。まずはお手ごろなエントリークラスからだ。
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テレビの新商品ラッシュが落ち着いたところで、少しホームプロジェクターの現状についても書いておきたい。薄型テレビの価格が大きく下がってきているが、プロジェクターの良さは大画面テレビとは全く異なるものだ。
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パナソニックのプラズマテレビ「PZ800」シリーズには、広色域パネルと新開発の「カラーリマスター」が採用されている。このカラーリマスター、「単に鮮やかな色が出るだけ?」などと絵作りの一環のように思われがちだが、実はもっと深い部分で重要な技術になっている。
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テレビの超薄型・軽量化とともにインテリアを意識した製品が増えているが、やはり壁に穴を開けるのはハードルが高い。そこで着目したいのが“壁に貼り付けた”ように設置できるように工夫されたテレビとスタンドだ。
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最近、個人的に注目しているのが20〜16インチ程度の小型液晶テレビだ。以前は小型テレビといえばコスト最優先の製品ばかりで、画質に関してはさほどケアされていないものが多かった。ところが最近は事情が変わっている。
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昨日、パイオニアと松下電器産業がPDPパネル・モジュールの開発と戦略的な生産供給に関する包括提携を行うことで基本合意した。そこで今回は、少し予定を変えてパイオニア「KURO」の今後について話を進めたいと思う。
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今年はオリンピックイヤー。かつてほど爆発的に売り上げが伸びるわけではないが、それでもやはり通常期よりは市場は盛り上がるため、各社は商機を逃がすまいと、独自の戦略で新製品を投入している。まずは東芝とパナソニックを取り上げ、新製品の傾向を探ってみたい。
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2回に渡り、Blu-ray Discレコーダーのプラットフォームに注目して最近のトレンドについて話してきたが、具体的な製品について知りたいという読者も多いことだろう。最後に実際の製品レベルにまでブレークダウンして、各製品の特徴を紹介しよう。
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BDレコーダーで大きなシェアを握っているのがソニーとパナソニック。このうちソニーはNECエレクトロニクスの「EMMA」、パナソニックは自社開発の「ユニフィエ」をプラットフォームとして採用している。
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今回から数回にわたり、ハイビジョンテレビの良きパートナーであるBlu-ray Discレコーダーの傾向や業界動向をまとめようと思う。今週はまず、レコーダー全体のトレンドと年末商戦から現在までの状況を振り返る。
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3D映像が今後のトレンドになるのか? いや、今後も2Dが主流であることは間違いないだろうし、2D映像を見るための機能性や画質を犠牲にしてまで3Dを重視するのが正しい方向とは思わない。それでも、3D映像には将来に向けての発展性がある。
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今週は3D映像について、その伝送方法を少しだけおさらいしつつ、どのように実際のテレビへ応用しようとしているのかを紹介しよう。D映像を放送、あるいは光ディスクなどの映像パッケージにする方法は、大きく2つに分けることができる。
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家庭向けテレビの3D技術には、どんな可能性があるのだろうか? それを探る前に、劇場向けの3D技術がどんなものかを知っておきたい。
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近年、多くのハリウッド映画会社が3D映画に注目している。「市販のビデオパッケージが劇場に近い画質を実現し始めたら、次の差別化は3D化しかない」というわけだ。では、増えてきた3D映画を家庭のAVシステムで楽しめる時代はくるのだろうか?
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設置の楽なコンパクトかつ音の良いスピーカーを用い、スタイリッシュな2チャンネルオーディオをテレビと組み合わせるというのが、3つ目の提案。実は今回紹介するシステムが、個人的にはもっともお勧めである。
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大型テレビを購入した人は、かなりの割合で「サラウンド機能を持ったシステムが欲しい」という。しかし大抵はセンタースピーカーとサラウンドスピーカーの置き場所に困って挫折してしまう。そこで今回は、フロントサラウンド機能を持つ一体型スピーカーシステムを紹介していこう。
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初めて薄型テレビを購入したとき、最初に気になるのは「音」だろう。本来はどのメーカーにもテレビの画質と大きさに見合う音質を実現してほしいのだが、すでに購入した薄型テレビに対しては、別の方法でケアするほかにない。
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テレビは今後どう進化していくのか。今月初めにラスベガスで開催された「2008 International CES」では、薄型・軽量化という流れにくわえ、もう1つの可能性が示された。それは4K2K(4096×2048ピクセル)の解像度がもたらす、高画質化の可能性だ。
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今年の 「International CES」は、昨年の倍速技術のような大きな技術の流れはないものの、一方でより生活スタイルに合ったテレビの置き方や使い方を提案する傾向が目立った。とりわけ多かったのが“壁掛け”提案。実はアメリカの場合、ほぼ100%に近い購買者が壁掛け設置を前提に購入の検討を行うそうだ。
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今年も残すところ、あと3日。そこで今回は、2008年にわれわれが購入できる新しいテレビに投入されるだろう、新しい技術トレンドについて簡単に紹介し、今年のコラムを締めくくりたい。
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この連載も今年はあと2回。少しだけ今年を振り返りつつ、来年に向けて何が起こりそうか――当たらないかもしれない2008年のトレンドについて話をしよう。
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一口にアンチグレア処理といっても、製品によって“程度の違い”がある。先週のコラムの最後に書いた“ハーフグレア”は、アンチグレアの一種だが、中でも比較的滑らかな表面になっているもの。今回はこれを解説していこう。
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テレビを買いにきたお客さんの話を聞いていると、映像処理や絵作り、パネル自体の性能といった側面をみて話しているようで、実際には表面処理の違いによる差を「きれい」の判断基準にしていることが多い。今回は液晶パネルの表面処理について掘り下げてみよう。
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“黒浮き”の対応手段は、以前から存在していた。ちょっと設定項目の多いテレビやホームプロジェクターなら、「黒補正」「黒強調」「DRE」といった調整項目があるはずだ。今回は、その機能をより積極的に使おうという話をしたい。
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最近、選り好みをせず、可能な限り地上デジタル放送をチェックしている。そこで気付いたのが、放送画質のあまりの悪さ。輝度レンジを広く使っていない撮影があまりに多い。
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薄型テレビを選ぶ際、うっかりチェックをし忘れがちな項目がある。それが音質だ。テレビは薄型化、デザイン面でのシェイプアップが進み、音質はブラウン管テレビ時代よりも大きく下がってしまった。
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テレビの画質は、テレビが置かれる環境との相関性が高い。このため自分で微調整や視聴環境対策を行うか、あるいは専門家に任せるのがベストだ。ただしメーカーには、それ以外の方法も模索してほしい。今回はパイオニア「KURO」の「リビングモード」を例に、環境適応型の自動画質調整機能を解説しよう。
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テレビが置かれている状況は人それぞれ。テレビは光を出すことで映像を表現するため、テレビを囲む光の環境に応じて調整を加えた方がいい。今回は自分で画質を調整する際の、ごく基礎的な知識を紹介しよう。
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薄型テレビを評価する上でもっとも時間をかけるのは、映画を見るための画質モードだ。なぜなら、映画をディスプレイ上で再現するのがもっとも難しいから。今回から数回にわけて、画質モードの使い方について解説していこう。
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先週は「CEATEC JAPAN 2007」番外編をお送りしたが、今回からまた薄型テレビの選び方に話を戻そう。もし、筆者個人が液晶テレビを購入をするのであれば“画質”より“使い勝手”を優先させる。
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本来ならば先週の続きで液晶テレビの選び方をお届けしたいところだが、今週は「CEATEC JAPAN 2007」が開催されている。そこで、CEATEC会場で拾った話題に触れていきたい。
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数多く店頭に並ぶ液晶テレビ。さて、どれが良いかと見比べる前に、ぜひとも知っておきたい“基礎の基礎”がある。それは液晶パネル方式の違いだ。
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2回に渡ってパイオニア「KURO」を取り上げてきたが、今回は最近のプラズマテレビに関連して、必ず出てくる話題を掘り下げてみたい。それは明るさや画面への映り込みに関することだ。
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店頭での展示が始まっているとはいえ、店頭展示ではなかなか本来の画質を感じることはできない。にも関わらず、パイオニア「KURO」シリーズの評価が高いのはなぜだろうか? 今回はKUROの画質インプレッションをお送りしよう。
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今回はパイオニア「KURO」が話題のプラズマテレビについて、この方式の長所や液晶テレビと比較する際のポイントを紹介していく。液晶と同様、プラズマ方式も改良され続けており、今では映像マニア、とくに映画マニアの好むディスプレイ方式としての地位を確立した。
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「後悔しない画面サイズ選び」の最後は、映画ファンにお勧めしたい合理的な2画面プランを紹介する。この提案は、数年前に筆者のコラムで言及したものだが、あれから時間が経過し、事情は変化してきている。
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前回に続き、初めて薄型テレビを購入するときの画面サイズ選択方法を解説しよう。具体的に、どのようなサイズを選べば良いのだろうか? 今回は部屋の大きさから、ハイビジョン映像を十分に楽しめるサイズを考える。
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薄型テレビを“買い増し”や“買い替え”する人も増えているが、「もっと大きな画面サイズにしたくなったから」というケースが多いそうだ。この連載では薄型テレビに関するさまざまな話題をお伝えしていくが、まずは「後悔しない画面サイズ選び」をテーマにしたい。
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