PC USER Pro

Office for iPadだけじゃない――iOSやAndroidでWindows系サービスを賢く使う方法鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8.1 Update」(2/2 ページ)

» 2014年04月14日 15時00分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Microsoft Remote Desktop

 他のWindowsマシンにリモートデスクトップ接続するためのクライアントアプリだ。通常は同じネットワーク内にあるPC同士での接続に用いるが、ファイアウォールの設定次第ではインターネット越しに遠隔からPCを制御することもできる。例えば出先でPCのローカルファイルが必要になったときなど、リモートデスクトップを使って取り出すことが可能だ。

 クラウド時代はファイルの自動同期も当たり前なので、以前に比べるとこういったシチュエーションは減ったが、リモートアクセスは使い方次第でいろいろ便利だ。ただしスマートフォンの場合、デスクトップの全画面が小さいディスプレイにそのまま表示されるので、文字が判別しづらい難点がある。そのため、実際にはiPadなどタブレット製品を活用したほうが画面サイズ的にはいいだろう。

 Remote DesktopはAndroid版のほか、iOS版が提供されている。どちらもスマートフォン/タブレット共用アプリなので、なるべく大きい画面のほうが使いやすい。

Remote DesktopアプリのAndroid版(画像=左)とiOS版(画像=右)

 なお、このMicrosoft純正Remote Desktopアプリのみ、Windows Phoneアプリが提供されていない。報道によれば、2013年末ごろから提供計画があるとの話が出ているものの、画面サイズがより大きなWindows RTやWindows 8.1タブレットで純正Remote Desktopアプリが提供されているわけで、あえてWindows Phoneでアクセスする理由は少ないかもしれない。

 Remote Desktopの応用例としては、Flash PlayerのサポートされていないAndroidやiOSデバイス上でブラウザゲーム(「艦隊これくしょん〜艦これ〜」など)を楽しんだり、Amazon WorkSpacesのようなクラウド型デスクトップサービスを使うことで、手元でWindowsデバイスなしにデスクトップアプリケーションを利用したりと、いろいろアイデアは膨らむ。

Office Lens

 Windows PhoneにRemote Desktopがないから……というわけでもないが、同プラットフォーム向けに面白い専用アプリが最近になりリリースされたので紹介したい。「Office Lens」は位置付け的には「OneNoteの補助アプリ」となっているが、カメラで撮影したホワイトボードや看板、名刺といった写真を自動認識して、読みやすい形で自動的に画像を変形(ストレッチ)してくれるというものだ。

 例えば、会議記録やちょっとしたメモ代わりに名刺を写真に撮った場合など、撮影位置によっては斜めになった状態で記録が残ることになる。ところがOffice Lensを通すと、これが自動的に長方形の平面画像へと修正され、後から簡単に参照できるというわけだ。100%の精度というわけではないが、いろいろ使ってみてWindows Phone以外のデバイスでもぜひ利用してみたいと思ったほどだ。

,
Office Lensのサンプル作画例。実際に試してみたところ、ここまで完璧ではなかったものの、だいたいキレイな出力を得られた,

 いろいろアプリストアを検索していると分かるが、Microsoftの提供するスマートデバイス向けアプリは上記の定番もののほか、Office Lensみたいに驚くような面白い技術を搭載したものまで、意外と幅広く用意されている。

 今後、同社がWindowsだけにこだわらず、「サービス&デバイス」戦略に注力していくのであれば、もっといろいろアイデアが盛り込まれた面白いアプリが登場してくるのかもしれない。


「鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8」」バックナンバー


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月20日 更新
  1. Windows 11(24H2/25H2)の新「スタートメニュー」で問題発生 追加/削除したアイコンの反映にタイムラグ (2026年04月17日)
  2. アキバは早くもGWモードに! 20万円購入でゲーミングディスプレイをもらえる大盤振る舞いも (2026年04月18日)
  3. 最新PCサブスクからオンデバイスAI、カラフルなエッジPCまで「情シスの負担を減らす」最前線を見てきた (2026年04月19日)
  4. Googleの「パーソナル インテリジェンス」が日本でも提供開始/Windows 11の初回セットアップ時にOSアップデートがスキップ可能に (2026年04月19日)
  5. ジョブズ氏の帰還からAI時代へ――Appleが描く「パーソナルAI」の未来は原点回帰なのか (2026年04月20日)
  6. 複雑な設定不要で高精度な造形ができる3Dプリンタ「Bambu Lab A1 mini」が25%オフの2万9999円に (2026年04月17日)
  7. 「DJI Osmo Pocket 4」速攻レビュー Pocket 3から買い換える価値はある? 進化したポイントを実機で比較した (2026年04月16日)
  8. Appleはいかにして「今日のAIやWeb」を予見したのか? “暗黒時代”とも呼ばれた1985〜1996年の光と影 (2026年04月17日)
  9. キングジム、「ポメラ DM250」にクリアパープル筐体採用の特別モデル 500台限定 (2026年04月17日)
  10. IntelがNPU内蔵エントリーCPU「Core シリーズ3」を発表 (2026年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年