Windows 8.1新機能チェック──強化された「マルチディスプレイ環境」鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8.1」(2/2 ページ)

» 2013年08月20日 10時00分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Modern UIアプリ、“新”マルチディスプレイ環境でどこまで使えるか

 まずは液晶ディスプレイを1台追加し、デュアルディスプレイ環境で試してみる。評価に用いたSurface Proは、本体のMini DisplayPortを用いて別途外付けの液晶ディスプレイを追加できる。Surface Proの内蔵ディスプレイは1920×1080ドット表示対応、用意した液晶ディスプレイも1920×1080ドット表示対応ということで、フルHD解像度のディスプレイが横に2つ並んでいる環境である。

photophoto 「PC設定」からマルチディスプレイ環境の設定を変更する。チャームメニューからでも設定は変更できる

 マルチディスプレイは「ディスプレイ1のみに表示」「ディスプレイ2のみに表示」「2つに同じ画面を表示(クローン表示)」「表示画面を拡張する(スパン表示)」より表示スタイルを選択して活用する。一般的に自分用として使うならデスクトップ領域を拡張できるスパン表示、プレゼンテーションなどで使うならクローン表示を用いるだろう。

 ではスパン表示状態でModern UIアプリを複数表示させてみよう。外付けディスプレイがタッチ非対応モデルである場合は、メイン画面以外はマウスでの操作が必要になるがこのあたりは適宜自身で対応してほしい。

 Modern UI上でアプリを起動し、画面上部でカーソルが手のひらマークに変わったところで他方のディスプレイのほうまでドラッグすると、該当するアプリがそのディスプレイに表示される。この動作を繰り返し、画面分割機能でのマルチウィンドウ表示は、最大で5つのアプリを同時に表示できることが分かった。今回の環境としたフルHD×2画面構成の場合、メインディスプレイは最大2つ、セカンダリディスプレイは最大3つとなる。解像度が同じなのに同時に表示できるアプリの数が異なるのだが、メインディスプレイが最大2つであるのはWindows 8.1のひとまずの制限のようで、本来はセカンダリディスプレイで実現する3つが標準だとみられる。

photo フルHD(1920×1080)ディスプレイ×2では、最大5つのアプリを同時に表示可能だった

 なお、参考画面は4つ以上同時に表示できそうにも見えるかもしれないが、4つめのアプリを表示させようとすると既存アプリのどれかが消えてしまうので、結果としては3つ──であった。こちら、筆者の予想だが、最低解像度である横500ピクセルを基準に“1画面で同時表示が可能なアプリの個数が繰り下げで決定”され、フルHD解像度の場合は「1920÷500=3.84」のため、小数点以下を切り捨てて「3」と言うことになるのではと思われる。横2000ドット以上のディスプレイなら「4」になると想定されるのだが、こちらは追って検証したい。

photo
photo
photo マルチウィンドウ表示ができるといっても、同じModern UIアプリは原則として1つしか表示できない。もし2つめを起動しようとすると、すでに画面にあった表示は消えてしまう
photophoto ただ、Modern UI版IEではリンク上で右クリック(ないし長押しタップ)→「リンクを新しいウィンドウで開く」を選択すると、画面が分割され、同時に異なるWebページを表示できる
(※一部に誤解による誤記があったため内容を修正しました。ご連絡いただきました読者の方、誠にありがとうございます)

 このようにWindows 8.1でのModern UIの環境はなかなかよくなった。ただ、既存のデスクトップUIで行っていた作業は、変わらずデスクトップUI上でそのまま作業するほうが効率がいい場面も多いので、あくまでModern UIのみで提供されるアプリを組み合わせた際の使い方の例が増えた、と考えることにしたい。


「鈴木淳也の「まとめて覚える! Windows 8」」バックナンバー


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月27日 更新
  1. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  2. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  3. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  4. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  5. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  6. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
  7. 東レの最新カーボン技術で約999gと長時間バッテリーを両立させた“法人向けLAVIE”が登場 ブランド統一の背景とは (2026年07月23日)
  8. Arm版Windows 11は“普通”に使えるのか? 「FMV UQ-L1」で試して分かった快適さと“鬼門” (2026年07月22日)
  9. 「Windows 10 October 2018 Update」の再配信でMicrosoftが失ったもの (2018年12月10日)
  10. Windows 11 バージョン 24H2/25H2搭載のデル製PCに6月のプレビュー更新を適用するとパフォーマンス低下の恐れ 「帯域外更新」で対処 (2026年07月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー