5型ワイド液晶を搭載したAndroid搭載タブレットDell「Streak」を試す:eBookは楽しめる!?(2/2 ページ)

» 2010年11月02日 10時40分 公開
[田中宏昌,ITmedia]
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最大1GHzで動作するSnapdragon QSD 8250を搭載

 評価機のOSはAndroid 1.6であったが、Dellからは同2.1のアップデータが配布されており、2010年内には同2.2もリリースされる予定だ。CPUには最大1GHzで動作するSnapdragon QSD 8250を採用しており、プリインストールされているQuickofficeでWordやExcel、PDF文書を開いたところ、動作は非常に軽快で、写真や動画の閲覧も快適に行えた。

 オプションで、HDMI出力が可能なホームドック(クレードル)が89.99米ドル、内蔵のGPS機能とGoogle Mapsと連動したナビ機能も生かせる車載キットが39.99米ドルで用意されているのも興味深いところだろう。

オプションの車載キット。Streakを固定する器具や電源供給用のソケットなどがセットになっている
別売のホームドックにはACアダプタが付属。ドックにはHDMI端子やミニUSB端子が用意される
評価機にはなかったが、写真のACアダプタのほか、マイク付きヘッドフォンやポーチなどが付属する

 バッテリー容量は3.7ボルト 1530mAh(5.66ワットアワー)で、前述したように底面のカバーを取り外すことでバッテリーにアクセス可能だ。バッテリー単体の重量は約36グラムで、駆動時間は連続待ち受けが約400時間、連続通話が約9時間50分となっている。今回はテストできなかったが、Webブラウザの閲覧やメールの送受信、eBookリーダー的な使い方ならば、1日の利用も期待できるだろう。iPhoneやiPadのようにバッテリーが交換できない点に不安を覚えるユーザーには、本機のようにバッテリーが交換できるのは好ましいはずだ。

バッテリーは交換可能(39.99米ドル)で、カバーを外すと電源が自動的にオフになる(写真=左)。microSDカードスロットとSIMカードスロットは上下に並んで配置される(写真=右)。製品には16GバイトのmicroSDカードが付属している

テンキー付きソフトウェアキーボードを装備

 入力環境に目を移すと、横位置では横長のボディを生かしてテンキーや左右のカーソルキーが表示される。ただ、横長なだけに本機を両手で持ちながら中央のキーを押すのが少々やりにくかった。縦位置ではこれらのキーがなくなるものの、片手での操作は問題なく行えた。個人的には、縦位置状態のiPhone 4 ソフトウェアキーボードだと、キーが小さすぎてどうしてもタッチミスが発生してしまったが(フリック操作を除く)、本機の場合はそのようなストレスは感じなかった。

 PCとの連携機能として、「PC Suite」というソフトウェアが用意されている。住所録や電話番号などの同期をはじめ、端末内データのバックアップやリストアと機能的には非常にシンプルだが、USBケーブルと接続してボタンを押すだけと簡単に扱えるのがポイントだ。

メニューボタンを長押しするか、テキスト入力画面をタップするとソフトウェアキーボードが現れる。横位置ではテンキーも用意される
縦位置ではテンキーやカーソルキーが省かれる。それでも、iPhone 4よりは押しやすく、ミスタイプが少なくて済む
縦位置でメニュー画面を表示したところ。左上のボタンをタップすることで折りたたむことが可能だ

PCとの連携には別途「PC Suite」をインストールする必要がある
細かな設定は「Sync Manager」を利用する
データのバックアップやリストアには「Backup Manager」を使う

 以上、簡単にStreakを見てきたが、携帯性と軽快な処理速度、画面の見やすさといったハードウェアは非常に好感が持てた。一方でソフトウェアは、一部のアプリケーションやウィジェットを除いてハードウェアの特性を生かしたものが少なく、HTCのDesire HDのようにHTC独自のウィジェットを内蔵したり、PCとのユニークな連携機能もなく、GALAXY TabのようにドコモマーケットやSamsung Appsといった独自マーケットも現時点ではない。

 このあたりは、日本での展開を含めて気になるところだ。もし今シーズンに投入されるのであれば、すでに発表を終えたau(KDDI)以外のドコモかソフトバンクからということになる。一気に戦国時代を迎えたAndroid端末の中で、ユニークなポジションを占めることになりそうなStreakの今後の動きが気になるところだ。

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