そして、PCベンダー14社も「8.1搭載デバイスの新モデル」とともに登壇。モバイルに適したタブレットや変形2in1タイプから、クラムシェル、オールインワン、個人向け/法人向けそれぞれに対して多種多様なデバイスが10月18日より順次販売される。中には国内未発表のモデルを“チラ見せ”するベンダーもあり、会場を盛り上げた。
ただ、自社製デバイス「Surface」の次期モデルについて言及はなかった。海外では「Surface 2/2 Pro」がもうすぐ発売されるが、10月18日現在、日本市場向けの発売発表はまだ行われていない。
なお、Windows 8.1は10月18日世界同時にリリースされたが、これに関する大規模な発表会を実施したのは日本だけのようだ。「日本はPCメーカーを中心にパートナーが特に多く、Windows 8.1に適したデバイスも多い。デバイスも含めてこその8.1であり、それをしっかりお伝えしたいという気持ちで、日本では独自に発表会を実施することにした」(日本マイクロソフト)とのことで、ここに自社製品であるSurface 2/2 Proは並べなかった(発表しなかった)。自社ハードウェアの投入で不和が懸念されたPCベンダーに対し「そんなことは決してない。パートナーとともに“Windows陣営”でWindowsエコシステムを盛り上げる方針は変わらない」とアピールする目的で遠慮したのかは不明だが、追って日本でのSurface 2 Pro登場も期待したい。
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