見えない敵、ステークホルダーのプロジェクト妨害ディルバート(120)

» 2009年05月22日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

このプロジェクトを2週間以内に終わらせろ


ちゃんと経営幹部全員の意見を反映するように


それは不可能です

なぜだ?


10人の幹部の1人に電話してみれば分かります


エド・ビグストンの留守電です。留守です……ずっと


休暇中か、病欠か、出張中か会議中だ


メールチェックはしないし、電話も折り返しはしない。地平線のように、私は有形の物体というよりは概念みたいなものだ


あなたの選択は悲観しかない

FAXを送ってみろ


  

 ボスも負けていませんね。まぁ、FAXも読まないと思いますが……。

 ご存じの方も多いと思いますが、厳密にいうと、“voice mail”は電子メールと留守番電話の機能を複合したシステムであり、通常の留守電のほかに、メールのように一斉に多くの人に送ったり、時間指定で送信したりすることができるオフィスなどで用いられる仕組みを指しますが、いまはだいぶ一般化して、単純な留守電機能のことも“voice mail”といいます。

 しかし、通常の会話で“voice mail”というと、いわゆる留守電の音声メッセージ自体を指しており、留守電機能のある電話機のことは“answering machine”(米国式)とか“answerphone”(英国式)という方が一般的です。よって「留守電を残す」、つまり伝言を機械に入れること自体は、“Leave a message/Leave a voice mail on the answering machine.”(「伝言を残してください」)といいます。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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