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なるほど、そういう策略なんですね。それにしても、これはディルバートが甘えん坊なのか、単にママが冷たいだけなのか、どっちなんでしょうね。まぁ最近は子離れできない親も多いようですから、ディルバートママは立派だということにしておきましょうか。
さて、今回は「crash」という言葉が出てきましたが、パソコンが故障した際によく使われる「クラッシュ」「フリーズ」という言葉の使い分けはご存じですよね。そう、厳密には“freeze”は「凍る」という意味から、「ソフトなどが無反応になって止まってしまい、動かない状態」、“crash”は「砕ける」という意味から「ハードディスクなど、機械自体が回復不能になった状態」を指します。
では、この“crash”に「人の家に泊めてもらう」という意味もあるのはご存じでしたか? 例えば“He is crashing at my place tonight”は、「あいつ、今夜は俺のところで泊まるって」といった意味になります。このほか「眠る」という意味もあり、「今夜はもう寝る」と言うときには“I’m about to crash for the night”と表現します。
8コマ目も面白いですね。日本語における「時間を稼ぐ」は、英語では“Buy me some time”、つまり「時間を買う」と表現するんですね。なぜそう言うのかは分かりませんが、いずれにせよ、“time is money”=「時は金なり」という認識は日米共通のようです。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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