のんびり屋さん：ディルバート（306）

2カ月前に発注した仕事が「まだ手つかず」だなんて……。このシステムが完成する日は来るのでしょうか。

» 2013年04月18日 08時00分 公開
[スコット・アダムス，ITmedia]

職場のバトルファイターたち！ 「ディルバート」登場人物紹介



君に頼んでおいたインタフェースの変更を見るのが楽しみだ


前回打ち合わせしたのが2カ月前だから、そろそろ終わっているはずだ


まだ始めていません


いくつか質問があったんです

次回の打ち合わせ時に聞こうと思って


その間、毎日僕を怒鳴りつける人の仕事だけをやっていました


マイクロマネジメントはよく非難されますが、僕には必要だと思います。大きい声では言えませんが


分かった……。じゃあ、来週までには仕上げてくれるよな？


（質問のことを尋ねておけば良かったんだろうなぁ）


●　●　●


　この様子では来週もインタフェースの変更が完成しているようには思えませんね……。

　このように何事も先送りすることを“procrastinate”と言います。“Don’t procrastinate!”「ぐずぐずしないで（さっさとやれ）」と言ったり、またそうする人を“He’s a terrible procrastinator”（あいつはすぐ仕事をしないヤツだ）と言います。「ぐず」な人というと、やろうとしても要領が悪くてできない人などを指しますが、procrastinatorと言った場合は、要領の悪さよりは「怠け者」のニュアンスの方が強いです。

　“I’m not too proud to say”は「自慢ができないことを」言うことで、ここでは「大きな声では言えませんが」と訳しました。自分の行為についてできれば言いたくないけど、人に語らざるを得ないときなどは、“I’m not proud about it, but”（決して自慢できることではありませんが）と言います。しかしまあ、マイクロマネジメントを好む社員を見たのは初めてですよ！

［翻訳・解説：Yvonne Chang］


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