妥協なきウイルス対策ディルバート(152)

» 2010年01月08日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

ディルバート、われわれの最大の顧客を紹介しよう。技術的質問があるそうだ


うぁぁぁ! そのバイ菌まみれの手を近づけないで!


最近のニュース見てないんですか? 握手なんてホント2008年っぽいなぁ


気を悪くしないでほしいけれど、あなたは積極的に手洗いする人というより、ウイルス培養者に見えますよ


ところで、その死を招く腕をとっととひっこめたらどうですか? そうすれば、こんな不快な事態をなかったことにできます


それからもし高望みでなければ、ボクが触りそうもないものに向かって息を吐いていただけますか?


さて、あいさつも済んだところで、われわれの新しい商品ラインについてお話ししましょうか?


顧客は1人失いましたが、会議からは生還しました

次回は逆にしろ


  


 いやぁ、昨今の新型インフルエンザに対する過剰反応を痛烈に風刺していますね。

 “so 2008”とは、流行遅れを指摘するときに“that's so like the 70s”(なんとも70年代っぽいね)などと使いますが、握手を新型インフルエンザのなかった2008年までの習慣として揶揄(やゆ)しています。

 “No offense, but”とは「悪気はないけど」という表現で、それをいわれて(気分を害さなかったら)“no offense taken”=「気にしてないよ」「かまわないよ」と返答します。今回は十分悪気があった気はしますが……

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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