使えない部下ほど、「褒めて伸ばす」を求めるディルバート(279)

» 2012年08月10日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

「優れたマネジメント 12か条」を持ってきました


リストにあることを全て実行すれば、ボクを、専門家が言うところの「積極的参加」の状態に持って行くことができます


しかし、あなたがうまく遂行できない場合、ボクはやる気を失い、良い仕事をしなくなります


ボクを褒めたり認めたりするなら、まさに今ですよ


ボクを成長に向けて励ましたり、「君の仕事は重要だ」と言うのもいいかもしれません


ボクを人として扱い、「君の意見は重要だ」と言うことも忘れずに


これらを全部やって、さらに残りの7カ条も実行すれば、ボクの生産性も少しは上がるかもしれない


さっさとこの部屋を出て死んでしまえ

それじゃボクが成長しないじゃないですか


  

 確かに部下を褒めたり、励ましたりするのは重要なことですが、褒めてくれないならロクな仕事しないぞと開き直る部下というのも困りものですね。子どもじゃないんですから……。まぁ、ウォーリーの場合は、サボる口実を作るために、あえてゴネているのが見え見えですが。

 “drop dead”は、「くたばれ!」「死んでしまえ!」と相手を罵倒する時に使う言葉です。一方で、「目を奪うような」という意味もあり、例えば “Your girlfriend is drop dead gorgeous”=「君の彼女は目を奪うような美人だね」といった具合です。

 「関与する」「従事する」「約束する」などを意味する“engage”は、「何かの最中」を示す時によく使われます。例えば“The room is engaged”=「部屋が使用中」、“She is engaged”=「彼女は婚約中」、“The line is engaged”「(電話が)話し中」といった具合です。2コマ目の“engaged”は、「熱中する」「没頭する」という意味で、例えば“They were engaged in conversation”「彼らは会話に没頭していた」といったように使います。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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