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ウォーリー……またやってくれましたね。でも「犯罪的なまでに間違ってる」って、確かにある意味、面白そうではあります。
“viral”とは「ウイルス」のことですが、この言葉を使った“viral marketing”=「バイラル・マーケティング」は有名なマーケティング用語ですよね。クチコミを利用して製品・サービスなどの評判を広める手法ですが、その際、情報が“ウイルスが感染するように”広がっていくことから付けられた名前です。
ほかにもいくつかマーケティング用語を紹介すると、“cross-sell”=「クロスセル」という手法もありますね。具体例としては、某ファーストフード店でよく聞く「ご一緒にポテトもいかがですか?」が挙げられます。つまり、購入した商品・サービスに関連するものを売って、顧客1人当たりの購買品目数の向上を目指す手法です。似た手法としては“up-sell”=「アップセル」がありますね。こちらは何らかの製品・サービスの既存客に対して、より上級なものを提案して、顧客単価を向上させる方法です。
珍しい手法としては“confusion marketing”=「混乱マーケティング」というものもあります。料金体系をあえて複雑にして同業他社と比較しにくくするなど、消費者を故意に“confuse”=「混乱」させる手法のことですが、さすがにこの手法には賛否両論あるようです。まぁ、ボスの場合はこの手法を喜んで使いそうな気がしますが……。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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