● ● ●
皮肉好きなディルバートは、てっきりリアリストかと思っていましたが、自分の出世のことになると現実を受け止められないのでしょうか? まぁ最近は出世には興味がないという人も増えましたが、まだまだ多くの人にとっては切実な問題ですからね。仕方がないのかもしれません。
さて、“career”という言葉は、今や日本でも日常的に使われていますね。本来は「専門的職業」など、一生続ける仕事のことを指すものでしたが、最近では単に「職業」「職歴」といった意味で使われることが増えましたね。このほか似たような言葉として“career change”=転職、“career choice”=職業選択など多くの言葉があります。ただし、動詞として使う“to career”は「全力で突き進む」という全く違う意味になるので注意が必要です。
それにしても、「新しい会社に移ったとして、最初は気に入っても、いずれはどこも同じだと気づく」というのは、転職経験がある人ならよく分かりますよね。これはやはり万国共通の真実なんでしょうね。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.