自ら作った問題を解決するのは成果と言わないディルバート(330)

ウォーリー、君の成果はゼロだよ、ゼロ!

» 2013年10月24日 11時00分 公開
[スコット・アダムス,ITmedia]

ウォーリー、ワシの弟のフィルだ。光源不足の王子


こいつにお前の今期の成果を解釈してもらおうと思って


君たちが成果と称するものが25個ある


そのうちの8個は何かを実行したプロジェクトに単に所属していただけ


9個は自らが生じさせた問題を解決しただけ


5個はただのバズワードで意味がない


そして3個は君が別物に見えるように名前を変えただけの重複だ


ヤツの臓器を売り飛ばすことを薦めるが、そもそも使えないかも

そこまで意地悪を言わなくても


  


 初登場「光源不足の王子」であるフィルは、「闇の番人、堕天使ルシファー」の簡易バージョンということで、ボスの弟でありながら、微罪を罰するのが仕事らしいです。究極の怠け者、ウォーリーに手を焼いたボスが投入した最終兵器なのでしょうか?

 Organ harvestとは、harvest「収穫する」という意味から、移植用の臓器を摘出することです。“The doctor harvested organs from the certified brain dead”(医者が脳死患者から移植用の臓器を摘出した)と使います。

 “That’s just mean”は、暴言を吐かれたときや、身もふたもない避難を浴びたときに「何でそんなこと言うの?」と返すような表現です。ウォーリー、「収穫」されたくなかったら、ちっとは真面目に仕事をせい!

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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