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ウォーリーの屁理屈は本当にいつも冴えていますね。確かに言われてみれば、仕事でもない限り、いちいち正確な裏付けを基に、自分の意見を言ったり考えたりしているわけではないですもんね。結局、具体的なデータや根拠に基づかず、物事を自分にとって気分が良くなるように考えたり、解釈したりしている以上、確かに「おまえの人生、全てがうそ」ってことになるのかもしれませんね……。
さて、2コマ目の“informed opinion”ですが、これは日常ではあまり言わず、“informed decision”という表現の方がよく使われています。何かを判断する時に、「全ての状況を把握した上で判断する」という意味で、例えば“When deciding on which college to go, you need to make an informed decision”=「大学を決める時には、きちんと調べてから判断すべきだ」といったように使います。
3コマ目の“defeats the purpose/defeats the point”は直訳すると「目的を負かす」、すなわち「目的にそぐわない」という意味です。「本末転倒」という意味もあります。使い方としては、“What you are doing defeats the whole purpose of this charity event”=「君の行動はイベントの趣旨に全くそぐわない」といった具合です。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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