沈黙の男は天才アドバイザーディルバート(158)

» 2010年02月19日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

技術の方向性を決めるのを手伝ってもらうために“沈黙のゲーリー”を招いた


彼は天才だ。なぜなら彼はひげがあって、かつ決してしゃべらないからだ


ゲーリー、我々がサポートするプラットフォームにオープンソースのソフトを使うべきだと思うかい?


ほらきた。ひげをいじりながらゾッとするような視線をワシに送っているぞ


かすかな嫌悪感を感じる。つまり、ゲーリーはこのアイデアが嫌いなんだ!


そうだ、当たり前じゃないか。人類の歴史で最悪のアイデアだ


会議は終了だ。ゲーリーは話し終えた


キミ、実は低能だな

バラさないで


  


 みんな、黙っていればいいのについ一言多くて失敗するんですよね。ゲーリーを見習わなきゃ!?

 ゲーリーが本当に無口なのかどうかは別にして、寡黙な人のことを“he is quiet”(=彼はもの静かだ)、または“he is a man of few words”(=彼は言葉少ない人だ)といったりします。その逆の「おしゃべり」を指す言葉には、bigmouth、chatterbox、loudmouth、blabberなどいろいろとありますが、少しずつニュアンスが違います。例えば“bigmouth”は話してはいけないことをしゃべった人のこと、それに対してとにかくデカイ声でベラベラしゃべってる人を“loudmouth”といいます。また女性のおしゃべりを形容するときによく使われるのが“chatterbox”、訳の分からないことをベラベラしゃべっている人が“blabber”です。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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