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» 2010年02月26日 12時00分 公開

ディルバート(159):エルゴノミクスの秘術

[スコット・アダムス,@IT]

やぁ、ウォーリー。人事部に任命された、あなたの“エルゴの友”です。

ボクの何だって?


あなたの仕事を観察して、エルゴノミクス的な改善案を提言します


姿勢がなっていません。それにキーボードはもっと低い位置にする必要があります


誤ったエルゴノミクス的習慣があなたをゴーレムにしてしまったんですね

ゴーレム?


命が吹き込まれた、形のないものという意味です。あるいは土くれ、木偶の坊、まぬけ――


ほら、私のチェックリストに載っています、「骨抜きチキン野郎」の後に


それって、ボクが乾燥して死んでしまうまで塩を振れって書いてある?


見なかったことにして


  


 新手のコンサルタントが出てきましたね。

 エルゴノミクスは「人間工学」と訳されます。人間ができるだけ自然に使えるように道具や環境を設計する工学的手法のことで、主に欧州で使われている用語です。米国では“human engineering”とか“human factors engineering”ということが多いようです。

 椅子やデスクなどのオフィス備品の設計に適用されていますが、言葉としてはキー配置を「ハの字」にしてタイピング時の腕や手首への負担を軽減するエルゴノミクスキーボードが有名でしょうか。でも、器具がいくら進化してもウォーリー同様、悪い癖が抜けず「ゴーレム」※化しちゃっているのは筆者だけではないのでは?

※ゴーレム 魔術によって偽りの命を与えられた土人形のこと。もともとは神がアダムを作るときに用いた粘土を指したが、後にカバラーなどの秘術によって作られた動くクリーチャーをいうようになった。意思や感情はないとされる。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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