ボスの安物買いの銭失いディルバート(116)

» 2009年04月24日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

ドッグバート・アウトソーシングカンパニーはどんなご予算にも対応します


デラックスレベルは、完ぺきな英語をしゃべる高学歴のインド人をそろえております


高そうだなぁ


どれどれ、うちの予算で可能なのは……


感情のコントロールができない出席率の悪いエルボニア人1人……


経済が悪いんだ。こいつにする


彼は複数のアカウントを持っていますが……。自分が仕事を持っているとは知らないのでご注意ください


何でみんなオレに電話してきて文句ばっかりいうんだ?! お前なんか大嫌いだ!


  

 こういうボスの愚かなお金の使い方を、“You get what you pay for.”とか、“Penny wise and pound foolish.”(どちらも「安物買いの銭失い」)といいます。例えば服を安く買ったけど、一回洗ったら破れた、と文句をいっている人に対して、“You get what you pay for.”といいます。

 ちなみに、エルボニアとは、作家スコット・アダムスの創作した国で、いわゆる未開発の「第四世界」という設定になっています。ディルバートのマンガでは、よくこの国へアウトソーシングをするようですが、なかなか思いどおりの成果は上がらないようです。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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