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ハチャメチャではありますが、サボりに対するボスの追及はうまくかわせたようですね。ウォーリーの作戦は実に多彩ですな。
“Certification”は「証明(書)」「認証」「検定」などのことです。“Go through certification”とは、何らかの認証組織に「証明書などを発行してもらうための手続きを通す」「認証が下りるのを待つ」ことを指します。
“Apology accepted”は、謝罪してきた相手を許す際によく使われる言い回しです。ただ、英語独特の表現であり、ぴったりと合う日本語はおそらくないと思います。強いて言えば、「もういいよ」「水に流してやるよ」といったニュアンスでしょうか。ここでは“Apology”つまり「わびること」の対象が、「ボスが『認証待ちは時間の無駄だ』と主張したこと」(そう主張したと言い掛かりを付けただけなのですが)と明確であり、直訳調でも違和感がなかったことから、「謝罪なら受け入れますよ」と訳しました。
それにしても、何の認証かすらはっきりさせないままお茶を濁してしまうんですから、ウォーリーのゴリ押しぶりも決してボスに負けていませんね。
[翻訳・解説:Yvonne Chang]
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