謎の訪問者ディルバート(123)

» 2009年06月12日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

こんにちは。トム・ジャクソンと申します。御社のボスと面会の約束があります


そのような名前の方とのお約束はありません


ボスと今日、面会の約束があるのはフォブ・メテルフォン、ゴム・アクスフォンとデーブ・アガムスだけです


もしかして、ボスが「トム・ジャクソン」といったときにゴム・アクスフォンと聞き間違えたのでは?


そんな手に引っ掛からないわよ


警備! この人をつかまえて!!


私はゴム・アクスフォン、ゴム・アクスフォンです!


トム・ジャクソンはまだかい?

けんかを売ってるつもり?


  

 絶対に非を認めないところは、上司であるボスの習性を見習っているのでしょうか。それにしてもすごみのある秘書ですね。これくらいでないとボスの部下は務まらないのでしょうか?

 “Don't start with me.”は、「けんかを始める気なの?」とか「やめて」といった感じで、相手をけん制する表現です。“Don't start”だけでも使います。人が嫌がることを始めた人に対してその行為を制止するときに使いますが、例えば奥さんが同じ文句を繰り返し始めたときに、その夫がへきえきした表情で“Now, don't start.”(「やめろよ」)といったりします。

 ただし、しつこくこの表現を使うと、“Don't start with me!”と相手に逆襲されてしまうかもしれないので、この表現の使い過ぎには気を付けてください。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


「ディルバート」バックナンバー

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ