中断する会話は続くディルバート(151)

» 2009年12月25日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

そうしたら、テッドが……

ホー、ホー! その手は何万回も使ったよ


昔の職場では上司が近づくとコオロギの鳴き声を真似たんだ


だからって、質を犠牲にしてズルしていいって訳じゃない


ボクらの会話を奪い取るんじゃない!

付加価値を与えているんだ


ボクらが何の話をしていたかも知らんだろうが


君はどうも他人の会話に無意味な話や些細な観察を割り込ませるという社会的障害を抱えているようだ


その障害の1つは自分で気付いていないってことだな


コイツ、聞いてんのかな?

オレのキャンプ旅行の話したっけ?


  


 どうも、ディルバートたちの声は聞こえていないようですね。確かに男女問わず、こういうたぐいの人種は自分の声しか聞こえていませんから……。

 “Cut corners”とは、直訳すると「土地の角を曲がらずに横切る」、つまり近道をすることをいいますが、そこから転じて「手を抜く」という意味で使われます。例えば“Don't cut corners just because the boss is not looking”(=上司が見てないからって手を抜かないで)と使ったりします。また「節約する」「無駄を省く」という意味もあり、例えば“He cut corners to save money for college”といえば、「大学進学費用のために節約した」という意味になります。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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