やる気を引き出す冴えたやりかたディルバート(153)

» 2010年01月15日 12時00分 公開
[スコット・アダムス,@IT]

ボクの無礼安全ゾーンが広くなりました

何だって?


どこまで報復を恐れずに無礼でいられるか、を計る尺度ですよ


昇給予算がないので、ボクはプロとしての働きから何も得るものがない


一方、あなたにとって経験豊富なエンジニアをクビにして、新しい人材を育成するってのは利点がない


なので、これからあなたがおバカなことを言ってきたら――まぁ、いつものことですが……


ボクは目を回しながら軽蔑するような音を出して、この踊りをします


ヘーイ、ワラワラワラ、ブピータ、ブピータ、ブピータ!


ついにボクのやる気を引き出しましたね。いい仕事してますよ


  


 何か、ディルバートもボスに対して相当ストレスが溜まっているようですね。

 “Good work!”という言い方は、「よくやった!」とか「すごいじゃないか」と褒めるときに使いますが、日本語独特の表現である「お疲れ様!」のように、他人の労をねぎらうときでも“good work!”と声を掛けることができます。スポーツの世界では選手がよいプレーをしたときに、ファンが“Good work!”“good job!”と叫んでいる光景を目にします。

 また職場で、帰り掛けにその日1日大変だった同僚に対して「お疲れ様」という意味合いで“Good work, today!”とあいさつする場合があります。ただし、職場では同僚や後輩に使う表現で、今回のように上司にはあまり使いません。ここではあくまでもディルバート一流の嫌みですから、くれぐれもご注意を。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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